ヨガとアーユルヴェーダの旅へ
2/29 Bangkok→Bangalore
早朝エカマイのホテルを出発し、バンコクの空港へ。
私のフライトの方が早かったので、ヒロくんとはここでお別れ。
二ヶ月と一週間という長い期間だけど
それぞれの時間を大切にして、お互いに成長して、また再会しようね。
バンコクからムンバイ。ムンバイからバンガロール。
今回の旅では２度目になるインドに向かう。
ムンバイの空港では、待合室で隣に座っていたタイ人の男性Champと知り合った。
バンコク滞在時には、じっくり話す機会がなかったタイ人。
彼はバンコクの大きな会社に勤めていて、今回はインドに出張に来たとのこと。
ニューデリーの大学院に通っていたとのことで、インドは慣れているようだった。
彼と色々な話をしていた中で、興味深かったこと。
今、バンコクはとてもストレスフルなので
企業や大学の講義にヨガが採用されているとのこと。
特に若者はストレスを感じると、ドラッグに手を出すらしい。
タイでは、ドラッグが簡単に手に入るから、それも問題になっているそう。
大企業に勤める彼自身もストレスは多いとのこと。
「いつでもリラックスが必要」と話してくれた。
彼は偶然にも私と同じ１９７７年生まれ。
同じ年ということもあって、色々と話が盛り上がった。
「今度バンコクに来る時には、僕の会社に来てヨガを教えてよ。」
彼がそう言ってくれたのが嬉しかった。
インドでもっとヨガを追求して、多くの人にヨガの良さを伝えたいと思った。
どこに住んでいても、リラックスは必要だ。
日本でいうと東京にあたる、バンコクのような大都会では
特にリラックスすること、マイペースを保つことが大切なんじゃないだろうか？
建設ラッシュで次々に豪華な高層ビルやマンションが建ち並ぶ反面、貧困はどこにでもある。
高級車が走っていれば、欲しいと思い、渇望が生まれる。
素敵な洋服、高級ブランド・・・、そこから、また渇望が生まれる。
物質的なものについ目がいきがちな都会だからこそ
「本当に大切なものは何なのか？」
そう自分自身に問いかける時間は必要だと思う。
だからこそ、ヨガとメディテーションは、全ての人の助けになると思う。
今日、彼に出会ったことも必然で、彼は私にたくさんの気づきを与えてくれた。
今回のインド一人旅のテーマは、ヨガとインドの伝統医学・アーユルヴェーダを学んでくること。
この旅で、私自身が多くの人に「本来の自分に戻る大切さ」を伝えられるよう
インドで深く勉強してきたいと思います。
