FREE TIBET②
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10月5日 Nyalam～Lhatse（4200m）～Sigatse（3950m）
Sigatse Qomolangma Friendship Hotel
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昨日の夜は、さすがに冷え込んでいて、久しぶりに寝袋を使って眠った。
旅人の私達は慣れているけど、他の旅行者達にしてみれば
ビックリするような簡素な宿だったので、皆ちょっと不満があったようだ。
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朝、目が覚めると、外には雪山が見えてとても綺麗だった。
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バスに乗って出発。
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今日は一気に５０５０ｍの高地へ向かう。
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Shishabangma （8200ｍ）
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チベットの自然は、雄大で素晴らしい。
こんなにも雪山が美しいのかと感動した。
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左がエベレスト（８８４８ｍ）、右がチョー・オユー（８２０１ｍ）
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チベットではよく見かける、この光景。
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小さな旗には、マントラが書かれていて
それぞれの色には、ファイブエレメント（火・土・水・風・空）の意味があるそう。
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標高５３００ｍの町で、ランチ休憩。
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さすがに、ちょっと動いただけで息が切れる。
（標高３０００ｍ以上になると、高山病の症状が現れる場合がある。）
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「ハロー、マネー」とかけよってくる、チベットの可愛い子供達。
だけど、なかなか、カメラを向けられなかった。
人物撮影は心と心が通じていないと、と思うから。
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夕方、チベット第二の都市・シガチェ（Sigatse）に到着。
・ここで、たまたま知り合ったチベットの人が私達に話してくれた。
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「知ってるだろ？チベットの歴史」
「全然幸せじゃないよ」
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ダライ・ラマ１４世の本の中に、このようなことが書いてあった。
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「今、私達にできることは、実際にチベットの実情を自分の目で見て
そのことを多くの人に伝えることだ」
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彼は多くは語らなかった。
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「全然幸せじゃないよ」
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でも、きっと、この言葉が全てなんじゃないかと思った。
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