あんな人になりたい。
7月7日 Mexico City
国立宮殿にある、ディエゴ・リベラの壁画
「メキシコの歴史」は素晴らしかった！
「メキシコ壁画運動」
革命の歴史と意味を壁画によって表現。
壁をキャンバスにしたのは、美術館に縁がない貧民層にも見せ
啓蒙する意図があったそう。
ディエゴ・リベラは、その運動の中心人物。
メキシコでは、様々な場所で壁画を見る機会があるけど
リベラの最高傑作とも言われる、この作品は特別に感じた。
今日は、メキシコシティで過ごす最後の日。
「サン・フェルナンド館」
初めての日本人宿だったけど
毎日すごく楽しくて、本当に本当に来て良かった。
ここは、目的が違う色々な人たちが
気持ち良く調和しているところだったように感じる。
メキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」のレスラーになる夢を持って
高校卒業後、すぐにメキシコに来たという人。
日本でプロレスラーとして活躍していながら、
メキシコで修行し、「ルチャ・リブレ」の試合でも活躍している人。
買い付けに来た、メキシコ雑貨を扱うお店のオーナーさん。
７９歳で一人で旅をされているという行動力のある男性。
旦那様は家でお留守番で
一人で一年間の世界一周の旅をしているという女性。
メキシコシティで就職活動中という人。
・・・挙げればキリがないくらい、皆さん個性的でした。
下は１８歳から、上は７９歳まで
「大家族」のような生活だったな。
そして、今夜は皆で「エビパーティー」！！
プリップリの茹でエビに３種のソース。
（塩、マヨネーズ、カクテルソース）
エビ好きの私には、たまりません！！！！！
この宿は、本当に素敵な人ばかりだった。
中でも、今日のエビパーティーを主催してくれた方・・・
彼は、その場にいるだけで
明るい空気をつくってくれる人。
そして、彼に触れた誰もが
彼のことを好きになってしまう・・・
そんな素敵な人だった。
謙虚で優しくて、誰に対しても公正で
聞き上手で、話も面白くて、面倒見もいい。
とにかく、気持ちのいい人だった。
彼との出会いは、私たちの中でも大きなもので
「あんな人になりたい」
・・・という、具体的な目標ができた。
触れた人、誰もが好きになる。
ファンになってしまう。
そんな人に、私もなりたい！！
☆最後まで読んでくれてありがとうございました☆
KUMI
