たまに考えてみようか？
６月２７日 やはり感じのよくないおばさんの家
クーラー＋バテ＝風邪 喉が痛い。。
キューバサッカーファンはアルゼンチン派かブラジル派か？
本格的に風邪。
喉赤し、咳がでる。
「バカは夏風邪をひく」と言うが、
この熱帯の中で風邪は体が辛い。
扁桃腺持ちの俺にとっての必需品
「のどぬーる」で「オエオエ」いいながら喉に薬を塗る。
世界一周開始から１４ヶ月。薬もなくなってきた。
あるものをかき集めて、今日はひたすら寝る一日。。
なんだかんだいってキューバ生活も後３日。
明日にはハバナに戻る。そして２日後にはメキシコシティー。
バラデロのいいところは、ナプキンやクロスがあり
パリッとした高級そうなレストランが、２人で５００円位で食べられる事。
「おっ中国人がチャイニーズ食べてる」的にジロジロ見られながら
炒飯とスープを飲みながら社会主義国家について考えた。。。
皮肉な事に多くの発展途上の国々は、他国の支配下に置かれていた時は、
経済的に潤っていたのに、独立して自分達で国を運営し始めると
貧困になるっていう事が往々にしてある。
今、ワールドカップをやってる南アフリカもそう。
アパルトヘイト廃止で白人去っていったら、一気に貧困になった。
例えていうなら国の運営をする人は社長と一緒。
良いビジネス、良いシステムがある国は裕福になる。
日本だったら、資源がないから、一流の物づくりがビジネス。
車とか、電化製品とか、世界中どこでも見ることが出来る。
逆にビジネス、システムが下手なら、社員(国民)がメシ食えない。
メシ食えない奴は悪いことするしかない、で治安が悪くなる。
ひどいところは、国際援助を受けておいて、
それを上だけで着服してるようなところが一杯ある。
国から助成金もらって、莫大な報酬もらってるどっかの社長みたい。
罪を憎んで人を憎まずっていうけど、やっぱ国が悪いんだよね。
俺の中で、世界史ってものは年号を覚えるだけのつまらないもの。
って認識しかなかったけど、世界を旅するとすごく興味がわいてきた。
なんていうの、実際にいるわけだからさ、リアルなのよ。かなり。
でね、人間って絶対的な力を持つと自己本位で好き勝手やるようになる。
これはどこの国でも、どの時代でも一緒。殿様商売。人間皆一緒。
で、市民の不満が爆発し、社会主義になったり、資本主銀になったり。
深く話すと長くなるのでここでは触れないけど、今日考えたのは
「何でも物はあるけど、心が病んでる人がたくさんいる国」と
「物はないけど、毎日ハッピーに暮らしている国」と
どっちがいいんだろうね？って話。
「物は溢れてるけど、上下見ながら競争して生きていく資本主義」
「物はないけど、人に上下なく、競争もない社会主義」
まあ、答えはないと思う。
でも考えさせられるよね。
ここで倒れてたり、困ってたら多分その辺の人が助けてくれると思う。
でも、東京とかで倒れてても、素通りするんじゃない。
まあ、そんな奴ばっかりじゃないけど、都会はそうだよね。
冷たい。人の事構ってる余裕がない。
ここキューバで暮らしてて心が病む奴なんていないと思うな。
どこだっけ？バヌアツ？世界で一番幸せな国って言われてるの？
世界で一番幸せな国は先進国じゃないんだよね。
島なんだよ。物もなく発展もしてない場所。
金・地位・車・学歴・容姿・ブランド物。まったく関係ないだろうね。
人間生まれてくる場所選べないじゃない？
何が正しいかは「自分で決めるもの」であって
人に決められるもんじゃないからさ、
自分で合ってるとこに行けばいいんだよ。
大切なのは自分で考え、自分の足で行動する事なんだ。
まあさ、たまにそんな事考えてみるのもいいもんだよ。
家族や仲間と話してみてよ。
なんかさ、考えさせられるから。
