キューバだけに・・・

12,July,2010

6月20日 Hostal Neptuno 

1204 Neptuno St between Basarrate St Mazon StVedado, Havana Cuba

E-mail ruben@correitos.esTel(53-7)878-3896

 

49カ国目キューバ入り。

初めての社会主義国

物がない。。。何もない。。。

 

6月21日 Hostal Neptuno

 

さらっと観光→暑い→即終了

暑くて何もする気力が起きない

 

 

 

快適なカンクン生活を飛び出してキューバのハバナ入り。

新婚旅行で行ったジャマイカが超楽しかったから、

キューバも楽しめると思い10日間とたっぷりとってある。

毎日サルサレッスンでも行って、カリブ生活をエンジョイしようと思ってた。

 

 

 

 

 

が。。。

 

 

 

 

飛行機を降りて荷物を取ると、

俺のバックパックに何かシールが張られていて

別の場所で荷物検査を受ける事になった。

 

 

「バックパックの物を全て出せ!」

「全部だ!全部!!」

 

 

かなりイライラしながら、たくさんあるチャックから全ての荷物をだす。

俺の湯沸かし器を見ながら「これ大丈夫?」と他の係員に聞いてる。

「っていうか大丈夫に決まってんだろうが!」と思いつつ、

さらにイライラする事に望遠鏡覗き込んだりして、笑ってる。

もめてもしょうがないので、爆発寸前の状態をクリアして何とか入国。

 

 

 

 

ここでの宿泊先はホテルではなく

「カーサ」といい、人の家の空いてる部屋を借りる、

ホームステイみたいなスタイル。それが旅人の主流の泊まり方。

到着して空港インフォに紹介してもらった

タクシードライバーに連れて行かれたカーサは廃墟のような所だった。

 

 

 

「ここ?!マジで??」

 

 

カーサでは国で認定されているところは

青いマークが家の前につけられているんだけど

連れて行かれた場所は非合法の所。マークはどこを探してもない。

貧民地区のマフィアのアジトみたいな感じ。

 P7010011

これがオフィシャルのマーク 

 

 

 

認定されてるオフィシャルのカーサを教えてくれと言うと

カーサを何件か持ってる女性を紹介された。

 

 

3,4件見て周り、「まあこんなもんなのか」って感じで妥協気味に決定。

早速近所を散策しに行った。ここを決定した理由の1つとして

キッチンが広くて使いやすいので、久々に料理を楽しもうと思った事がある。

 

 

 

 

しかし。。。

 

 

 

 

ここにはスーパーがない。っていうか物がない。

 

 

 

そう。ここは社会主義国。

 

 

 

飲み物はカフェテリアで買う。野菜は肉も市場で買う。

しかし、それがわかったのは後の事。

 

 

 

俺らがついた日曜日はどこもやってない。

レストランもない。カフェテリアのメニューはどこも一緒。

ハムとチーズのサンドイッチかハムとチーズのピザ。それしかない。

そしてホームレスのような奴がウロウロしてる。

 

 

まあ、こういっちゃなんだが

治安の悪い要素を全て兼ね備えたような

雰囲気、匂い、人種、家、街並み。。。

カラフルなエクアドル?そんな感じ。

 

 

 

しかし、不思議と治安は悪くないらしい。

俺らの勘でもそう判断した。

 

 

 

なんだろう?治安の悪い要素盛りだくさんなのに、

どこか底のほうに明るい空気が流れてる。

マニアにはたまらない、古いたくさんのアメ車のが、

スペイン支配の面影を残すコロニアルに溶け込んでいた。

 

 

 

  

  

「これがキューバか。。。」

 

 

 

 

  

そもそも俺らは今どこにいるのかも分かってない。

ここはハバナ大学の近くで、海の近くだから、旅人に人気のエリアだと

事前調査では把握してたつもりなのに、観光客は見かけないし

超ローカルエリアって言うか、マジで何もない。

 

 

 

さらに気温31度。湿度70。

朝も昼も夜も同じ気温。当然寝苦しい。

扇風機回しっぱなしにすると、

体が冷えたり、気持悪くなったりする。

何度も何度も夜中に目が覚める。

そんなんだから疲れも取れず食欲もない。

 

 

 

次の日、気を取り直して観光エリアの

海沿いを見に行ったけど、やはり何もない。

レストランはあってもやってない。

商店の棚には物がパラッとしかない。

 

 

さらに、混乱する事にキューバの通貨は2種類あって、

地元の人が、野菜買ったりする時に使うペソと

俺らのような外人が出国する時に、

外貨と交換が可能なペソと2種類がある。

 

 

最初のうちは一体どっちの金額なのかもわからなかったし、

現地の人も、交換可能紙幣と不可能紙幣の換金レートをよくわかってない。

しかも、今まで話してたスペイン語と、キューバのスペイン語は何かが違う。

 

 

少し舌を巻いたような感じで、

それを俺は「アメリカンスパニッシュ」と名づけた。

キューバはスペイン支配下の後はアメリカンに色々と干渉された。

それを変えたのが、チェ率いるカステロの革命軍なんだけど

そんな感じなので、キューバ人でも

アメリカンンイングリッシュを話す人が結構いる。

 

 

とにかく買物したり、物買ったりするのも一苦労。

「欲しいものが手に入る」なんてとんでもない。

食べるのがやっと。買物するのもやっとの作業。

 

 

 

「これがキューバなの??」

「社会主義か。。。」

 

 

 

なんか思ってたところと違う。

別にキューバが悪いわけではない。

旅人でキューバを悪く言う人はいないって話を聞いてた。

でも、少なくとも俺の想像とは違っていた。。。

 

 

IMG_6062  

キューバだけに

「チェ」って感じ。いやマジで。

  

   



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