スペイン語学校@アンティグア 前編
5月31日 Antigua
スペイン語学校1日目。
昨日、見学に行った学校「ATABAL」に通うことに決定
「ATABAL」は、日本人の片桐さんが経営していて
日本語の辞書や、参考書も揃っている。
授業時間以外にも、学校を開放していて
ここで自習もできるというので、迷うことなくすぐに決めた
今まで、独学でスペイン語を勉強してきて
一応、旅をして困らないくらいにはなったものの
文法に関しては、まったく何もわからない状態
旅行会話から一歩先に進みたいな、と思って
ネットで「スペイン語・基礎」とか「スペイン語・文法」で検索したけど
ぅ~ん、難しい
全然わからない・・・
そんな、今まで理解できなかった文法が
少しでもわかるようになれば・・・
そんなことを期待しつつ、学校に通うことにした。
1対1のマンツーマンの授業は
8時~12時の4時間で、月~金の週5日。
初日の今日は、前半は日常会話中心、
後半は、動詞の活用を学んだ。
マンツーマンの授業は、生きた会話が身につくので
とっても勉強になる。
ちんぷんかんぷんだった文法も、少しずつだけど
「なるほど~」、と納得
1週間だけの通学だけど
どこまで成長できるか楽しみ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月1日 Antigua
スペイン語学校2日目。
授業の前半は、ほとんどがディスカッションだった
今日のテーマ・・・
グアテマラの人口の80%を占めるという
インディヘナの若年結婚について
インディヘナの男女は、早くて14歳くらいで結婚する。
子供も5人くらいはいて当たり前とか・・・。
先住民であるインディヘナの人々は
昔と変わらない考え、昔と変わらない生活を続けているそう。
女の子は若いうちに結婚してしまえば
教育は半ばにして、家庭だけの生活になってしまう。
私も中米諸国を旅していて、どう見ても
14~15歳にしか見えない少女が赤ちゃんを抱っこしている姿を何度も見た。
でも、その反面、最近になってインディヘナ以外の
若い女性たちの間では・・・
結婚も遅くていいし、子供もそんなにいらない。
仕事もしたいし、もっと色々な勉強もしたい。
・・・という考えが増えてきたとか。
子育てしながら、働く女性も多い。
私たちが今泊まっているホテルにも
赤ちゃんを職場に連れてきて、働いている人がいるし
アタバルの先生も女性ばかり。
以前は、「専業主婦」が当たり前だったようだけど
最近では、なかなかそれも難しいとか。
日本でも、結婚の平均年齢は上がってきてるし
専業主婦は少なくなって、共働きの家庭が多い。
ただ、「少子化の問題」に関しては
グアテマラでは、まったく反対の問題を抱えているそう。
グアテマラ人のほとんどは、カトリック教徒。
カトリックでは、結婚してから避妊するのが認められてないため
自然と子供が増えてしまい、そのことが問題になっているとか。
子供を育てるには、お金もいるし、体力もいるしね・・・
そう話す先生も、3人の子供の親。
年齢は私より1歳下なんだけど、一番上の子は中学生だって。
先生とは、年が近いのもあって、わかり合える点がたくさんある。
まったく違う文化もあれば、同じような感覚もあって面白い。
・・・そして、なぜか、こういう会話の中で覚えていく言葉って
頭に残っているから、不思議。
色んな意味で、すごく勉強になった1日だったな
☆最後まで読んでくれてありがとうございました☆
Kumi