タチの悪い奴ら
6月5日 Hotel Qachoch
パナハッチェル
一年以上ぶりにうなぎ食った~
グアテマラの楽しみのひとつに多種の民族が見れる事がある。
パナハッチェルっという湖の沿岸に色んな種類の民族が住むという。
ボートに乗り、沿岸の村をいくつか周るツアーに参加した。
珍しい男性の民族衣装。しつこい客引きだったけど。。。
キリスト像も華やかな織物を纏ってる。
民族衣装を着た女性と、中米のローカルの乗り物「チキンバス」
~タチの悪い奴ら~
昨日の深夜、静かに生活していたホテルに
タチの悪そうな宿泊客がやってきた。
女2男1。「タチが悪そう」って言うのはスラムっぽいというか
小汚いっていうか、常識のなさそうなやつら。
そいつらは俺らの部屋の斜め前に部屋を決めた。
夜になり、そいつらは出て行った。
と言う事は「飲みに行った」と言う事で、必ず夜に騒いで戻ってくると思った。
深夜2時。明日の早朝出発を控え、早寝してたところに
案の定騒いで戻ってきたので煩さで目が覚めた。
しかも、俺らの部屋の前のイスで酒持込で騒ぎ出した。
旅に出てから、心に変化があり、
「たいていの事は我慢しよう」と我ながら軽く大人気分だったけど
さすがにこれはねぇ~なとおもってソフトに注意しに行った。
夜中2時だぜ。
普通それで収まるんだけど、やっぱタチ悪いのよ。
部屋に戻ってもデカイ声でガンガン騒いでるのね。
で注意しにいったさ。これが3時。
「ああ、わかったよ」とかいってんだけど、
どうやら酒とハッパでキマッってんのね。
中には何人いるかわからんし、とにかくウザイ。
「こりゃ~骨が折れそうだ」
と内心思いつつベッドに戻ったが、一向に静かにならない。
朝5時。さすがにブチ切れた。
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ひ 「何時だか分かってんのか?!」
悪 「わかったよ。でも、これは俺らの部屋だ。何が悪いんだよ」
ひ 「お前らの部屋だけど、声はホテル中に響いてんだ!」
悪 「わかったよ」
ひ 「これ以上静かにしなければ警察よぶぞコラァ!」 ※呼び方知らないけど
悪 「。。。」
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さすがにこれで静かになった。
警察呼ばれたら困る事になるのは良くわかる。
でも、さすがに可愛そうだからそこまでする気はなかった。
ところがこれで収まらないのがタチの悪いところ。
一瞬静かになり皆で外に行って一安心してたけど、
戻ってきたら再び騒ぎだした。
その瞬間にピンと来た。
「ああ、あいつら外で吸って、証拠全部消してきたな」
筋金入りだね。
騒ぐし、ホテルの宿泊客以外は連れてきてるし、
空いてる空室に勝手に忍び込んで寝てるようだし、やりたい放題。
「バカ相手にしてもしょうがない。これ以上やりあっても時間の無駄だから寝よう」
朝6時。結局夜中中寝れなくて徹夜状態。
朝フラフラしながらツアーの迎えを待ってると
ホテルのスタッフに会ったので、全部ありのままに話した。
ホテルスタッフは部屋に注意をしに行ったら、
無賃宿泊者だけじゃなく、犬まで連れ込んでた。
「戻ってきたらいなくなってるといいね」
貴重品フル装備で身につけて
置いていったものもガッチリガードしておいた。
しかし、そんな「バカ」と俺らは同じエリアにいたって事か。。。
これがヒルトンならそんなバカは泊まれない。
そういう意味で「格差」って言うのは良い事であり、
エリアが分かれてることが安全に繋がる。
結局は戻ってきたら全員いなくなってた。
「旅が終ったらいいエリアでの暮らしを手に入れるよう」
そんなモチベーションに繋がった出来事だったな。