大っきな大っきな「2ドル」の愛
5月7日Eva Hotel Miami Beach
ダウンタウン観光
リンカーンロード観光
バハメンしちゃう??
win&Winの交渉術で19ドル割引してもらい1日延泊決定!
チケット変更がこんな事になるなんて…
(別話としてUP予定)
ビーチも楽しんだし、とりあえず
マイアミとはどんなところなのか観光してみる事にした。
バスに乗って橋を越えて、ベイサイドへ行くと
「バッバーン!!」
と、豪華クルーザーが横付けしてある離れの島があったり、
「ドッカーン!!!」
と、海沿いの超高級高層マンションなんかあってさ、
何もかもがでっかく、整備されててさ、さすが世界一と言われる国だけあるんだよね。
アメリカに来るとさ、やっぱなんか
「でっかく勝負してみたい!!!」
そんな気持になるところなんだよね。
ビルボードやハリウッド、スポーツで成功すれば世界中の人が知ってる。
それ位クオリティーが高く、世界から注目されているところ。
自由の国が持つチャレンジスピリットが
人をアメリカンドリームに導いていくんだろうか?
そんなでっかい野望を抱いたあとなんだけどさ、
今日心に残った小さな旅の1シーンを紹介しようと思うんだ。
ダウンタウンに向かうバスに一人のホームレスらしき
ドレッドの黒人男性が乗り込もうとしてた。
どうやらお金がないらしく、「安くしてくれ」とか「ただで乗せて」とか
ドライバーと交渉らしき事をしてたんだけど
結局ダメだったらしくバスを降りたんだよね・・・。
すると一人の白人男性が
彼の分のお金を出してあげて乗せてあげてた。
俺はさ、「なんか変な奴きたな~」とか思ってたし、
多様な人間がいる海外ではリスク管理からも
積極的に変な奴には近付かないようにしてるのよ。
なんせ大切なパートナーと一緒だからね。
でもこの人はさ何の関係もないのに彼に自然に手を差し伸べていた。
そういうのって、なかなかできそうで、出来ない事だと思うんだよね。
っていうのもさ、
「本当に困ってる人」と「困ってる風」
を仕事にしてる奴がいるわけよ
前者は一人では生きていけない人。
こういう人は寄付に値すると思う。
後者は目が見えないフリをして「実は目が見えます」的な奴。
あとは「こんな事する時間があるなら仕事探せよ」みたいな物乞いとか。
海外にいると日本にいるより、
小銭程度の寄付をあげる事が増える。
「Give」する「share」するって事が宗教的にも自然な行為。
それは素晴らしい事だと思うんだ。
ただね、同じ1ドルで人を「救う」事もあれば
人を「ダメ」にする事もある。
「あなた本当に困ってますか?」
っていちいち聞くわけにいかないじゃない? 笑
なかなかその辺が難しいわけよ。
今、世界一の大富豪だったビルゲイツも
俺の心の師匠アンドリューカーネギーを見習い、
富を社会に還元しているじゃない?お金を稼ぐよりも、
「生きた」お金の使い方のほうがよっぽど難しい。
想像してみて、お金もなく地下鉄に乗ろうとしてる
身なりの汚いホームレスに、サッとお金だしてあげられる?
日本ってすごく裕福なのに、諸外国に比べて、
今、「心の裕福さにかけてるのでは??」
他の国より、裕福なんだから
それをもっとシェアしようとかギブしようとか思えば
もっともっとハッピーな国になれると思うんだよね。
日本の中でそういうギブする行為をたまに見かけると
「まだまだ日本も捨てたもんじゃねぇ~な」って思うよ。
「困ってる人になんの見返りもなく手を差し伸べる」
それを見てさ「うわっ変な奴来た」
って考えた俺って小せぇ~なと思ったわけよ。
本当に海外に出ると、「何にも知らねぇ~」なとか
「自分の事しか考えてねぇ~な」とかさ
自分の小ささとか骨身に染みるんだよね。
俺らもいろんな場所で、いろんな人に助けてもらってる。
でっかい地球の小さな人間。
もともとは同じ大陸で、同じ物食って、同じように笑って
同じように歌って、同じように人を愛してた同じ人間。
使い古された言葉だけど、人類皆兄弟なんだよな。
「バス代は2ドル」
ダウンタウンの日常の風景の中に、美しい生き方を見た。
俺も見習わなきゃナ。
がんばれひろし!
みなさんにもたくさん良い事が起きますように☆