不思議な町ラ・パス
4月5日 La Paz
ボリビアの首都、ラパスに到着したのは、朝８時過ぎ。
ここまで無事に辿り着いたのも、運がいい。
・・・というのも、ウユニからの道のりは、ひどいもので
途中、バスが何度も横転しそうなくらいに傾いていた。
「悪路」とは、こういうことを言うのね・・・
なんだか、妙に納得してしまった。
心配していた寒さは、車内に毛布が用意されていたし
意外と大丈夫だったんだけど
ボリビアのバスは事故も多いっていうし
激しく揺れるバスは、本当にこわかった！！
バスターミナルからは、タクシーに乗って
Loki hostelsへ。
いつものようにHostelsworldで予約したんだけど
朝から、すごい人・・・。
どうやら、人気のあるホテルみたいで
チェックインを待つ人たちの、バックパックが山ほど並んでいた。
１３時半のチェックインまでは、ネット作業。
やるべきことを終わらせて、やっと部屋に入れる時間になった。
部屋自体は、何てことない内装なんだけど
とてもシステム化されているホステルで、人気があるのも頷ける。
部屋に荷物を置いて、ランチは近くのレストランで。
チキンとライスのプレートが、１０BS（約１２０円）！！
チキンカツレツと、ライス、サラダのセットも、１０BS！！
チキンとじゃがいものスープ（ライス入り）も、１０BS！！
安いっ！！！
見渡してみると、店内は地元の人ばかり。
観光客が来ないお店は、安くて美味しいものが食べられる。
味付けもシンプルな、塩こしょう。
主食もライスだし、日本人には親しみやすい。
ボリビアでは、外食が楽しめそうです♪♪
ランチのあとは、食後の運動もかねて
ちょっとだけ市内観光。
近くには街の中心となる、ムリリョ広場があって
広場を取り囲むように、大統領官邸、カテドラル、国会議事堂がある。
青く澄んだ空の色に、広場の緑、
色鮮やかな建物の色・・・
華やかでコロニアルな雰囲気が漂う広場。
移動アイスクリーム屋さんや、ジュースの屋台が並んでいたり
庶民的な楽しみかたもできる。
ちなみに、アイスクリーム １BS（約１２円）！！
フルーツカクテル ２BS（約２４円）！！
びっくりでしょ！？
そのあとは、ムリリョ広場と並んで町の中心、サン・フランシスコ寺院や
民芸品を売るお店が並ぶ、サガルナガ通りを歩いた。
少し歩いてみると、町が大きなすり鉢状になっていることに気づいた。
今まで見たことなかった景観。
コロニアルな美しい町並み、小さな屋台や市場が並ぶ小道、
民族衣装を着たインディヘナの女性、
アドベと呼ばれる、日干しレンガの家々・・・
ヨーロッパのような町並みでもあり、
道行く人の顔はアジア人のようでもあり・・・
なんだか、不思議な気持ち。
この町には、今まで感じたことのない独特の雰囲気がある。
ウユニのツアー明け、夜行バス明けで
今日はゆっくり過ごすつもりだったのに
少し町を歩いてみたら、止まらなくなってしまい
ティティカカ湖行きのツアーの相場を調べたりもして
結局、いつものように動き回った。
「疲れ」よりも「好奇心」の完全勝利 （笑
残念なのは、犯罪が多いというラパスなので
カメラを持たずに出かけたこと・・・。
写真に残したい景色が、たくさんあったのに。
でも、今思ってみると、写真に気をとられなかったせいか
「感じる」ことに集中できたみたいで
今日、見た景色や映像がはっきりと頭の中に残ってる。
たまには、カメラを持たずに出かけてみるのもいいね
☆最後まで読んでくれてありがとうございました☆
Kumi
