衝撃のチリ大地震
2月27日 Puerto Montt
15時間の長い移動のあと
プエルト・モンに到着しました。
バスターミナルでは、次の行き先
プンタ・アレーナス行きのチケットを買わないと・・・
そう思って
チケットオフィスに行ってみると
「１０日以上あとじゃないとバスがない」・・・とか
「システムが停止しているので予約できない」・・・とか
あれ？確か、毎日運行してたはずなのに・・・
なんか変なの～？？？
仕方ないので、まずはホテルに行って
それから、ゆっくり考えることに。
ホテルまでの道は、さんざん迷って
それでもわからなくて、結局タクシーを使っちゃった。
「やっと着いた～！！」
そう思って、ほっとしたところで・・・
「昨日、地震があってバスも飛行機も動いていないのよ。
だから、お客さんがそのままで・・・部屋が空いてないのよね～。」
ここまで来て、また宿探し！？
ガックリ・・・＞＜
・・・と思ったら
「お友達のホテル、紹介するわよ」
嬉しいことに、歩いて1分もかからない距離に
そのホテルはあった！！
ようやく、落ち着ける・・・
荷物を置いて、TVをつけたら
「チリでM８．８の大地震！」
混乱した、チリ国内の映像が流れていた。
震源地は、チリ第二の都市コンセプシオン。
サンティアゴ市内も激しく揺れて、その後停電になったとか。
地震のエネルギーは、阪神大震災の７００倍。
スマトラ沖以来、二番目に大きい地震！
そんなに大きな地震だったなんて・・・
こんなことになっていたなんて・・・
今さらながら、バスターミナルでの
不思議な対応にも、納得。
昨日、私たちがサンティアゴを出たのは、１７時３０分。
地震があったのは、翌日の３時過ぎ。
もう一日でも、滞在を延ばしていたら
大変な惨事に巻き込まれていた・・・
そう思うと、ひやっとする。
幸い、私たちは何事もなく
無事、目的地まで辿り着いたけど
決して、他人事ではない出来事。
このニュースは、本当に衝撃的でした。
こんなに身近で、こんなにたくさんの死者がでる
大きな地震が起こったこと
今、私たちがいる、チリ国内が大混乱していること
色々と考えると
なんだか落ち着かなくて、少し怖くなった。
ちなみに、ここプエルト・モンでは
震度５の地震だったそう。
「家の中の物が揺れて、大きな音を立てて
びっくりして目が覚めた」
ホテルの人が、そう話していた。
その頃、私たちはバスで移動中だったんだけど
Hiroは何度か大きな揺れに目が覚めたとか・・・
私は全く気がつきませんでしたが・・・
その後、もう一度バスターミナルに行って
この状況の中
チリ国内の移動は難しそうだね・・・と
急遽ルートを変更して
アルゼンチンのバリローチェに向かうことに決定。
ここは臨機応変に対応しなければ・・・
そう考えて、すぐに行動したのです。
それから、この町では
密かに楽しみにしていたことがあって・・・
それは、「新鮮な魚介類を食べること」！！
チリの港町、プエルトモンでは
生のウニや、牡蠣が食べられることでも有名。
アンヘルモという市場の中にある、レストランで・・・
注文したのは、この三品！
エリッソ（ウニ）
セビッチェ（魚のマリネのようなもの。）
クラント（シーフード、チョリソー、じゃがいも、チキンなどを煮込んだ、チリの市場で食べられる料理）
ウニをこんなに山盛りで食べたのは初めて！
持参した醤油と、わさびで美味しくいただきました・・・
しかも、これだけ食べて２７００円！！
（ビール×２、グラスワイン×２込みで♪）
気軽に贅沢できる町、プエルトモンでした
☆☆
☆最後まで読んでくれてありがとうございました☆
Kumi
[…] その時の女目線ブログ≫ […]