それは何の音なの?
2月20日
HOTEL INFORMATION / ホテル情報:
Name / ホテル名 : Don Santiago Hostel
Type / タイプ: Hostel
Address / 住所: Av. Ricardo Cumming 95 – サンティアゴ, チリ
Telephone No. / 電話: (56-2)6723050
E メール: donsantiagohostel@hotmail.com
早朝4時。
5:40分のバスで飛行場に向かう為起床。
早朝とは言えど深夜と変わらない雰囲気。
いや、むしろ早朝のほうが油断している事が多いので
狙われやすいと言う事もある。
水しか出ないシャワーを浴びつつ
そんな事を考えながら身も心も引き締めていた。
するとその時!
「バンッバン!!」
と大きな音。この音は??
ここサンパウロでしょ?貧民地区でもないし。
まさかそんな事は…。
少し遠いところから聞こえた音だったので、
7階の窓から下を眺めると、何人か徘徊しているようではあるが
特に変わった様子もない。
「まあ、いいか」
準備を進めていると再び
「バンッバン!!!!!」
「BangBang??」「バンバン??」
また??この音はやはり…
数分後サイレンの音と共にパトカーが音のしたほうへ向かっていった。
南米夜の方程式
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「バンバン!!」+パトカーサイレン=○△×
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あまり解きたくない公式じゃない?? 笑
時計は5時を回り、出発の時間になったので
フロントスタッフに安全確認。
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「さっき銃声みたいなの聞こえたけど何?」
「たぶんバイクじゃない?」
「そんな訳あるかい!!」
「空港行きのバス乗り場までの道のりって危険?」
「危険ですよ?」
「??マジで?」
「ええ危険ですよ」
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普通「注意してれば大丈夫です」
とかがよくある返答例なんだけど
中々ダイレクトに「DANGEROUS」ってワードを聞く事はない。
タクシーを使えとの事だったけど、
ここのスタッフ今一信用がないので、
自分の勘を信じて歩いて向かった。
どうやらこの辺は「同性愛者」がたまる街らしく
「そっち系」の人が暗い道端でイチャイチャしてる。
「ケチらず南米はセキュリティーにお金かけたほうがいいね」
人気のない暗い早朝。気持悪い集団を抜けて
無事バス停到着。朝から神経使って二人ともグッタリした。
ここ数日暑くて眠れず、食欲もない。
エアコンはつければ空気が乾燥して喉を傷めるし、
ないと暑くて眠れない。北海道民には慣れない生活。
徹夜状態に近い中、バス、飛行機と爆睡して
無事チリサンチアゴの宿に到着。
今回の宿は、一言で表すと
「男のたまり場」みたいなところ w
CD・本が散乱してて、スタッフはロカビリーチック。
初のロックンロール宿 (笑
ところで、チリはワインの有名な生産国。
もともとはキリスト教布教の為に、
ヨーロッパから輸入されたんだけど
その後、風土にしっかりと馴染み、品種改良を重ね、
素晴らしい品質の物を作るようになった。
飲んでみたけど、世界のワインにひけをとらない味わい。
世界中でビールとワインは飲んでるので、
味の良さがしっかりと実感できる。
空気もゆるく綺麗で穏やかなところ。
チリの人はラテン気質の中でもきっちりしているらしい。
「チリいいね~~♪♪」
アンデス山脈に見守られた街サンチアゴ。
イースター島入りする拠点の地。
とりあえず体調も今一なのでゆっくりと休む事にします。
みなさんにもたくさん良いことがありますように☆
THANKS