ボサノバを聴きに行こう
2月12日 Rio de Janeiro
リオの街は、カーニバル前夜祭なのか
たくさんの人で賑わっていた。
私たちは、そんな大騒ぎの街を歩き
イパネマ地区にある老舗のバー「Vinicius」に
ボサノバを聞きに出かけた。
店名のビニシウスは
有名な「イパネマの娘」の作詞家の名前。
ビニシウスに入ったのは、22時前。
ちょうど、前座のシンガーが歌っているところだった。
サトウキビの蒸留酒で作られた
ブラジルのカクテル、カイピリーニャを頼み
音楽と、お酒を楽しみながらも・・・
なぜか、気になっていたのは
となりにいた家族。
海外ドラマに出てきそうな
絵に描いたような、美しい家族だった。
仕事ができそうな、お父さんと
とっても上品で、かつセクシーな、お母さん
お母さんにそっくりで、キレイな娘さんと
優しそうな彼女の旦那さん(・・・だと思う)
Hiroも、同じことを思っていたらしく
「ステキな家族だね!!」と
二人でチラチラ、何度も見てしまった。
23時からは、本日のメイン
Maria Creuzaの出番。
70年代に活躍した
ブラジル最高のシンガーと言われている。
気がつけば、店内は人で埋め尽くされて
BARカウンターまで満席。
そして、マリア・クレウーザが現れた。
「さすが大御所」といった貫禄。
彼女の伸びやかな歌声はもちろん
観客を楽しませる細やかな心づかいも、素晴らしかった。
「イパネマの娘」では、客席は大盛り上がり。
リズムに合わせて、自然と体も動き出す。
そして、「ブラボー!!!!!」
歓声が飛び交う中
「ブラジル66」が、最後の曲になった。
この曲、大好き!!
1時間のステージは、あっという間で
もう少し聞きたかった・・・と余韻を残したまま終了した。
文句なしに、最高のステージ!!
彼女の歌声がここで聴けて、本当に良かった
☆最後まで読んでくれてありがとうございました☆