「悲しみの道」を歩く
エルサレム滞在中は、「宗教の世界」に浸ってみようと思う。
今日はキリスト教について、深く勉強してみる一日。
まずは、キリスト教最大の巡礼地
聖墳墓教会(Church of Holy Sepulchere)へ。
死刑の判決を受けたイエスが十字架を背負って歩き
到着したゴルゴダの丘。
その丘と考えられる所に建つのが、この教会。
中に入ると、大きな宗教画が描かれています。
顔や手をついて祈る人、賛美歌を歌う人など
巡礼者で込み合っていた、この場所は・・・
イエスが息を引き取った後、香油が塗られた場所。
聖墳墓教会を出たあとは
フランシスコ会の行進に参加。
これは、毎週金曜日 16:00~(冬期15:00~)
※「ヴィア・ドロローサ Via Dolorosa」を
フランシスコ派の修道士が十字架を担ぎながら行進するもの。
(※イエスが十字架を背負って歩いた、ゴルゴダへの道)
賛美歌を合唱しながら、観光客も一緒に
イエスの歩んだ道をたどっていくのです。
第1留から始まり、14留まである「悲しみの道」は・・・
イエスが死刑の判決を受け
十字架を背負わされたところから始まり
十字架に釘づけにされ、磔になったイエスが
息を引き取った場所を通り・・・
最後に、イエスが墓に納められた所までを歩んでいくもの。
イエスの墓があるアナスタシス(復活聖堂)
印象的だったのは、聖母マリアの像。
悲しみに満ちていて、目には涙を浮かべていました。
イエスの死を嘆くマリアの小祭壇
見ていると、もらい泣きしてしまいそうな
悲しみの表情は、とても心に残っています。
実際にイエスが歩んだ道をたどるということは
本当に素晴らしい体験でした。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
どの信者にとっても聖地・・・
そんな聖なる場所は、世界にここだけ。
たくさんの国を旅してきたけど
エルサレムは私にとっても特別な地です
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