「涙の場所」

13,January,2010

 

17日 Jerusalem

 

ヨルダンから、イスラエルに無事入国。

 

 

IMG_0680 

 

 

エルサレムに到着後は

すぐに「嘆きの壁」を目指した。

 

 

 

ここは、かつてユダヤ教の神殿が建っていたところ。

 

 

 

 

ローマ軍により鎮圧され

エルサレムは炎上し、神殿は破壊され西壁のみが残った。

 

 

 

 

その後、ユダヤ教徒のエルサレム立ち入りは禁止されていたが

4世紀以降は、1年に1度の立ち入りが許可されるようになる。

 

 

 

 

そして、1967年の中東戦争以降

ユダヤ教徒はエルサレムへの立ち入りが許されるようになった。

 

 

 

 

 

「嘆きの壁」は古くからのアラビア語

el-Mabka」(涙の場所)の意味。

 

 

 

 

神殿の破壊を嘆き悲しむために

残された城壁に集まるユダヤ人を表現している。

 

 

 

 

 

 

祈りの場所は、男性側と女性側に分けられていて

私は、右側にある女性側の壁へ。

 

 

 

 

観光客も多くいる中

真剣に祈りを捧げる人の姿が見える。

 

 

 

P1070002 

 

 

 

歩いていき、ちょうど「壁」の目の前に着いたとき

なぜか、急に涙がこみ上げてきた。

 

 

 

 

 

 

そして、訳もわからないまま

涙が止まらなくなった。

 

 

 

 

 

 

壁に手をつき、壁にキスして

涙を流している人たち・・・

 

 

 

P1070003 

 

 

 

理屈ではなく、感情が揺さぶられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの思いを受け取ったのか

ただただ、泣けてきた。

 

 

 

 

 

ここは、ユダヤ教徒にとって

神聖な場所。

 

 

 

 

観光客がここに来るのは

申し訳ないような気がした。

 

 

 

 

そして、壁の前を離れると・・・

 

 

 

 

胸にどっしりと深いものを感じ

とても疲れきっていた。

 

 

 

 

 

あんなにも涙が溢れてきたのは

なぜなんだろう?

 

 

 

 

 

エルサレムは聖なる場所。

 

 

 

 

そして、たくさんの争いの場所でもあり

嘆きの場所でもある。

 

 

 

 

 

この地を訪れることは・・・

 

 

 

 

「深い歴史と、強い思い」

 

 

 

 

目には見えないエネルギーを

たくさん感じることなのかもしれません。

 

 その時の男目線ブログ≫

 



1件のコメント »

  1. […] その時の女目線ブログ≫ […]

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Leave a comment

(c) 2024 Share Happiness Blog