≪番外編≫「ブツ」を受け取れ!

13,December,2009

  

12月7日

 

日本からの「ブツ」を受け取り

ルツェルンへ運ぶ

 

 

 

「スイス銀行に100億円」

 

 

裏金のマネーロンダリングに使われるスイス銀行。

その機密性の高さから

世界の資金がここに流れ込んでくる。

 

 

 

今日ここスイスで何ヶ月前から進めていた

デカイ取引がある。

 

 

 

「やべ~一日になりそうだ…」

 

 

 

 

 

AM8:00 

少し緊張して目が覚めた。

  

  

「ブツはスムーズに受け取れるだろうか」

PC070046 

 

 

 

 

 

AM9:00

バックパックを背負いホテルを出発。

 

 

 

 

 

AM9:20

駅からバスに乗り取引場所へ

 

 

「やべ~場所じゃねぇ~だろ~な…」

 

 

 

期待と不安が胸をよぎる…

 

 

 

 

 

AM9:40

朝から薄暗く雨の中

ブツを受け渡しの約束をしている

人気のないビルへ入っていく…

PC070035

厳重なチェック…

 

 

「スムーズにいけばいいんだか…」

 

 

 

 

 

AM9:45

厚くガードされている取引場所で

「ブツ」の受け渡し…

 

 

やり取りをしていた奴は

今日はチューリッヒに行ってるとか…

 

 

「話し違うんじゃねぇ~のか!?」

 

 

 

 

現場に緊張した空気張り詰める…

 

 

 

 

そして…

ついに「ブツ」が目の前に…

 

 

 

 PC070036

これをさばけば、末端価格でどれだけになるだろうか…

  

  

 

 

 

これをさばけば一儲けできるな…

PC120006

 

 

 

 

 

 AM10:30

無事内容を確認し、

話通りの「ブツ」を受け取り

取引場所を後にした…

 

 

「3ヶ月近くかかった大変な取引だったぜ…」

 

 

 

 

 

そしてルツェルンへ到着。

 

 

「良かったよ何事もなくて…」

「これで一安心だ」

 

 

 

そして、ホテルへ戻り人気の無い事を確認し、

「ブツ」を広げてみた・・・

 

 

 

 

 

 

 PC080001

 フランスでひったくりにあった2009/8/28

 

 

3ヶ月以上JALVISAカード一枚の

ギリギリ状態で金を引き出してきた。

 

 

磁気が狂ったり、カード破損したら

その瞬間に資金供給が途絶え

この旅は終わってた…。

 

 

 

買物は使えるところはカード払い。

それ以外は細かくキャッシング。

 

 

限度額一杯まで現金を引き出したら

日本に電話して、繰上げ返済日を決めて

ネットバンキングで振り込む。

 

日本の営業時間は9時~17時

こちらの時間だと夜中の1時から

朝9時までに電話しなければいけなくて

観光でヘロヘロになっている時は大変だった…。

 

 

そのおかげでVISAでキャッシングで

即繰上げ返済をするのがレートが一番良い事が分かった。

 

 

 

カメラも実はザンジバルから

イスタンブール入りするまでの4ヶ月間、

デジカメのモニターが全く表示されない状態だった。

 

 

覗き穴もない。モニターも表示されない。

つまり「完全に勘のみ」で撮影し続けた。

この間は撮影が終って、PCにつなげるまで

何が撮れてるのか全く分からなかった…。

 

 

 

 

 

保険申請も大変だった。

 

 

時間の無い中で何度も何度もメールのやり取り。

保険が適応になる事が分かり、そのおかげで

前から欲しかった一眼レフを購入する事ができた。

 

 

 

キャッシュカードやクレジットの再発行も大変だった。

大事な書類はモナコから送付した。

 

 

 

Pc作業も日々苦戦。

一台のPCで二人でブログを書き、

ホテル、航空券予約。現地情報確認。

日本とのメールでのやり取り…。

 

 

化粧落としてる間に使い、

皿洗ってる間に使い、片方が夜、片方が朝と

使用時間を分けて使う日々だった。

 

 

 

軽くPC作業で4,5時間取られる事もよくある。

一日潰れる事も多々あり、

なんの為に旅してるのか分からなくなる時もあった。 

 

 

 

なので日本からPCとカメラ送ってもらおうとすると、

  

  

「リチウムイオン入りは危険物として送れない」

「中国製のPCは輸出できない」

  

  

それに加え、安宿での荷物の受け取りは危険なので

安全に信用がおける場所の確保も大変だった。

 

 

結局、日本の電化製品を安く買い、

海外に送ってもらうと逆に高くつく事がわかった。

 

 

 

あげていくときりがない程、小さな事がたくさんあり

それでもひたすら荷物を待ちながら旅を続けてた。

 

 

 

 

俺達が荷物の受け取り先で選んだのはスイス。

「いい加減なところじゃマズイしな…」

 

 

 

「スイスなら大丈夫だろう」

 

 

 

しかし、ルートが変わり、滞在日数が変わり、

予定通りに入国できず、今日まで至った。

 

 

 「旅終わらなくて良かったよ…」

 

 

 

いつカードが使えなくなってもいいように、

現金だけは肌身離さず持ち続けた日々。

 

 

 

「本当によく旅続けられたな…」

 

 

 

日程が変更になればKumiが妹にお願いして

旅行会社とやり取りをしてもらった。

 

 

母親とも何度もメールでやり取りをした。

海外への荷物を送ってもらう為

大変力を貸してもらった。

 

 

早く送ってくれようとしても、どこの業者も

カメラ・PC送れませんと言われて

胃が痛くなりつつも一生懸命やってくれた。

 

 

 

 

 

おかげで完全フル装備になりました。

 

 

 

 

たくさんの人の協力で

気持ち新たに旅を続けらる事ができます。

 

 

 

 

本当にありがとうございます。

心より感謝してます。

 

 

 

 見てくれてありがとう!

  また明日ねWink

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1件のコメント »

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