とにかくトプカプ宮殿に行こう
11月5日 ISTANBUL
今日は、トプカプ宮殿へ行ってきました!!
15世紀中頃から19世紀中頃まで
オスマン帝国の君主が居住した宮殿で
現在は博物館として公開しています。
内部は、行政と公式行事の行われる場である外廷(ビルン)と
君主の私生活の場である内廷(エンデルン)
女性たちの住む後宮(ハレム)の3つの部分に分かれていて・・・
とにかく広い! !
中でも、興味深かったのは、ハレム。
オスマン帝国のハレムには、多くの美人が集められて
最盛期には、1000人を越えたとのこと!
女奴隷として集められた女性たちは
様々な教養を身につけたあと、侍女として皇帝の住む
トプカプ宮殿のハレムに移されたそう。
(↑ ハレムの内部。今でも、トルコは、こういう低いソファが多い。)
皇帝の「お手つき」になったものは
私室を与えられて側室の格となり
後継者となりうる男の子を産めば
ハセキ(寵姫)・スルタンという称号はもらえるけど
皇帝は原則として彼女らと法的な婚姻を結ぶことはなく
建前上は君主の奴隷身分のままだった。
ひどい話なのは・・・
皇帝の母になれなかった側室たちや
皇帝の子を産むこともなかった側室たち
「幸運」に恵まれず寵愛を受けられなかった侍女たちは
多くの場合、皇帝の死去と共に
トプカプ宮殿外の「嘆きの家」という離宮に移され
年金を与えられて静かに余生を送る運命。
(↑ ハレムで暮らす女性たちの姿を再現してました。)
考えてみると・・・
いつの時代も、どこの国でも
同じことが繰り返されてるんだね。
日本で言う、「大奥」と同じ。
昔のほうが、欲望に正直で
残酷なことが多いよね・・・。
「弱肉強食」
そんな言葉が浮かんできた。
私がもし、この時代に生まれていたら
なんとしてでも皇帝に選ばれたい!
でも、女同士の嫉妬とか争いとかも
ひどかったんだろうな・・・。
・・・そんなことを考えながら
トプカプ宮殿をあとにした。
(↑ 宮殿から見える景色。新市街がキレイ! )
宮殿を見たあとは、タクシン広場にお買物。
冬用のコートを買わないと、寒くて凍えそう!
イスティクラル通りは、日本で言う「渋谷」みたいな感じ。
たくさんのSHOPやレストランが並んでいて
ここは、おしゃれな人が多い気がする。
寒くなってきて、暗くなるのも早くなったけど
この時期は、街のイルミネーションがキレイで
「もうすぐ、クリスマス??」なんて気分になったよ。
(ちょっと、気が早いかな^^)
探していたコートも、やっと買えたし
アウトレットだったから、お買い得だったよ♪
(スペインブランド「MANGO」で約5000円☆)
暖かくして、風邪ひかないようにしないとね~