3つの話

20,October,2009

 

10月18日 フェリー泊

 

1つ目の話。

 

今日でこの島とはお別れ。

世界一周中で一番リラックスした島。

俺達のような自由人にはピタッとはまった最高の島。

 

 

最初到着した時は、ごっつい兄ちゃんが送迎に来てて、

崖越えてホテルに着けば、いかつい男がもう二人。

 

「俺ら売られてきたみたいじゃない? 笑」

「ここギリシャマフィアのアジト??」

 

 

って思ったけど、話してみると超親切でね、

見た目が「変わってる」物程、よかったりするよね。

ウニとかシャコとか (

人間もそうさ。何事も見た目じゃないんだよね。

 

 

 

最後別れるときは、大して話してもいないのに

固く握手してさ「いい旅を」なんて言われると

なんか胸にグッとくるものがあったな…。

 

 

 

機会があったら話してみたいメンバーだなと

思いつつも話もせずに終わちゃってね。

 

 

そんな事もあるかと思えば、逆に何も考えてないうちに

グチャグチャの飲み会になったりもする…。

 

 

 

「また今度でいっか」

 

 

なんて、まったくあてにならないから、

袖擦り合う「縁」と「今」を大切にしなきゃね。

 

 

 

まあ、無理しなくてもフィーリングで、そうなるんだけどさ。

 

 

 

2つ目の話

 

世界一夕日に認定した、

サントワインに出発前に再び行く事にした。

 

 

「世界一」なんて滅多に見れないじゃん。

もう一度見たくて、バスに乗り訪れてみた。 

 

 

今日のサンセット語りのテーマは

「16歳のオーストラリアの女の子、ボートで世界一周」

 

 

俺らの比じゃない、冒険っぷり。

しかも一度も港によらず、8ヶ月だって。

やばすぎるでしょ。これ。

 

 

でね、何でそんな事するんだろうとか

どんな環境で育ったんだとかって話になった訳よ。、

 

 

なんか17歳で2回港に寄った、

ボートで世界一周した人がいるらしくて、

結局は「チャレンジ精神」に尽きるわけさ。

 

 

 

是非、成功してもらいたい!

心から応援してます。

 

 

 

 我が家の家訓のひとつは「趣味挑戦」

年取っても、一生何かに挑戦し続ける、

そんな生き方したいな。

 

 

 

失敗してもその教訓をチャンスに変えて、

成功したら、次に行く。

 

 

 

チャレンジが人を成長させるよね。

 

 

 

3つ目の話

 

今日は親父の命日。

 

 

線香一つあげれるわけじゃないけど、

感謝の気持ちを込めて、最高の夕日見ながら

Kumiと二人で手を合わせたよ。

 PA190015

 

母親が「亡くなった人にお願いしてはいけません」と

わざわざメールくれたけど、

男の同士の付き合いってそうじゃないんだよね…。

 

 

 

「お前の時代には世界を見てこい」

 

 

 

これは今、達成中。

そして最高のパートナーは今隣にいる。

 

もし、親父が生きてたら、

Kumiは本当に可愛がられたと思う。

 

 

 

口数少ないし、気難しくて、難易度Sクラスの男だった。

  

  

でも、親父はジャンルを問わず、色々な業界の人から

「男の中の男」と言われる最高の称号もらってた。

心清らかで、懐の広い、そんな男だった。

 

 

そんな男だったから、生きてる時よりも、

いなくなってからのほうがよく心で語るようになった。

不思議と色々な言葉もらえたりしたね。

 

 

 

親父も営業系の人だったから、

俺がバリバリやってた時にはいつも、

仏壇の前にビール置きながら語ってた…。

  

 

 

俺がもらった一番の財産は「思考」

 

 

母親からは

「人生一度しかないんだよ」という思考をもらい、

 

親父からは

「男は女に惚れられて当たり前、男に好かれる男になれ」と

意味も分からないときから言われ続けた。

 

 

 

それ以外によく聞かされてたのが、

 

 

「喜ばれる事に喜びを」

「出来ないのはやらないからであり、努力と信念が足りないからである」

 

 

これも意味の分からない時から聞かされ続けた。

そしていつからかそれが、自分自身になった。

 

 

 

母親と父親からもらったその「財産」と

心ある仲間のおかげで、今の俺がある訳なんだけど

まだまだ小さい男なのさ。

 

 

日々反省の連続よ。

 

 

でもさ、男同士って

「お願い」するような関係じゃないんだよね…。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

親父よ。

 

でっかい地球で、男磨いて帰るからさ

天国で酒でも飲みながら、

俺達の人生楽しんで見ててくれ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そんな感じ。 

 

 

そしてもし、出来るなら、親からもらった教えを

少しでも社会に還元できたら、いい親孝行になるよね。

 

 

でかい宇宙の、小さな星の

小さな島の小さな街の、

小さな小さな男ですが

 

 

がんばります!

 

 

Συχαριστο

καλή αντάμωση Wink

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