BLUE GROTTO

3,October,2009

 

9月28日 SORRENTPOSITANOAMALFI

 

 

今日は、アマルフィ海岸へ。

 

 

 

アマルフィまでは、ソレントから青色のバス「SIITA」で約1時間。(バスの1日券は6ユーロ)

11:40発 アマルフィ行きのバスに乗り、ショートトリップの始まりです。

 

 

 

 

海岸沿いを走っていくバスは、断崖絶壁の急斜面の上にある細い道を走っていくのですが

油断していると車酔いしそうなくらいの曲がりくねった道が続きます。

 

 

 

窓から見える景色は、見下ろした海の青さがとても綺麗で、「天国行きのバス??」

なんて思ってしまうほど、夢みたいに美しい眺めでした。

 

 

 

 

途中、崖の斜面沿いににカラフルな家々が並ぶ、ポジターノという街を通過。

 

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ここは、「VIPのヴァカンスの地」とも言われているそうで

芸術、モード、演劇などの様々な著名人達も、ここでヴァカンスを過ごしたりするそうです。

 

 

 

 

 

深い海の青さに、キラキラと輝く太陽の光が反射して、本当に宝石のよう。

ポジターノが「美しい海岸の女王」と呼ばれるのも納得です。

 

 

 

 

海岸沿いの景色をぼんやり眺めながら

ポジターノから約30分後にアマルフィに到着ました。

 

P9280037 

 

 

 

季節はもう秋だというのに、アマルフィの日差しは、暑すぎて焦げてしまいそうなくらい。

海岸ではサマーベッドで寝ている人や、泳いでいる人もいて、ヴァカンスを楽しんでいました。

 

P9280042 

 

 

 

ここでは、ソレント半島で有名だという、特産のレモンのジェラートを食べました。

 

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お土産物屋さんには、「リモンチェッロ」というレモンのお酒を販売しているお店がとても多くて

私たちも、「リモンチェッロ」も飲んでみました。

 

 

 

ジェラートもお酒も、レモンクリーム味と、レモン味があって

甘いクリームも、酸味の利いたレモンも、どちらもとても美味しかったです。

 

 

 

 

その後、「エメラルドの洞窟」へ。

 

 

 

アマルフィから、SORRENTO行きのバス「SITA」に乗り、約15分。

Gotta della Smeraldo」というバス停で降りると、入り口が見えます。

 

 

 

入り口は崖の上にあるので、そこからエレベーターで一気に下まで降りると

エメラルドの洞窟の入り口があります。(一人5ユーロ)

 

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入場料を払うと、目の前に小さな洞窟があり

ここから、すでに見えているエメラルドの光までは約10Mくらいでしょうか?

 

 

ボートに乗り、目の前にあるエメラルド色に輝く洞窟を見せてくれて

ここまで10分もなかったと思います。

P9280054 

 

想像していたよりも、あっけなく終わってしまい残念でしたが・・・

エメラルド色の光は、綺麗でした。

 

 

 

その後、ソレントまでのバスに乗り、今度は帰り道の景色を楽しもうと思ったのですが

二人共疲れて寝てしまったらしく、あっという間に到着。

 

 

 

帰ってきて、改めて私はソレントの街が好きだなと思いました。

なんだか、とっても落ち着くんです。

 

 P9280010

 

 

ナポリまで1時間。ポジターノまで30分。アマルフィまで1時間。カプリ島まで1時間。

どこに行くにも便利だし、ここに住んでいたら、静かな時間が過ごせるだろうな・・・

 

 

 

キャンプサイトに帰ってからは、いつものようにHiroと自然の中のテラスで食事。

ここからはソレントの夜景が見えて、とっても綺麗。

 

 

 

一人14ユーロのチープな宿だけど、工夫次第で素敵なディナーになるものです。

 

 

 

  

 

9月29日 SORRENTOCAPRI

 

ソレントで過ごす最終日。

 

 

今日のプランは、この三択から選ぶことにします。

 

 

 

イスキア島に行く

カプリ島に行く

のんびりリラックス日にする

 

 

 

当初、イスキア島に行こうと話していたのですが

ソレントからだと距離があるので、往復の時間がもったいない・・・とか

 

 

 

カプリ島は、「青の洞窟に異臭問題があって、入れない」という情報を聞いたので

だったら、今じゃなくてもいいのかな・・・とか

 

 

 

あさっては、シチリア島までの大移動だし、

疲れもあるから一日のんびり過ごしてもいいね・・・とか

 

 

 

いつもは、すぐに決められることも決められない優柔不断な私。

いつでも出かけられるように準備はしたけど、でも、どうしよう??

 

 

 

 

 

ハードスケジュールだったので、二人共、体は休みたがっていると思います。

でも最終日だし、楽しい思い出をつくるのもいいんじゃない?

 

 

 

カプリ島だったら、ソレントからフェリーで30分の距離だし

せっかく近くまで来ていて行かないのも、もったいない!

 

 

 

色々と考えた結果、カプリ島に行くことに決定!!

 

 

 

 

「やらなかったことに対しての後悔はしたくないよね」

Hiroとそう話しながら、ソレントの港まで歩いていきました。

 

 

 

 

港に着いてからは、1時間くらい待ち時間があったのですが

ベンチに座って、海を見ながらのんびり過ごす時間もいいものです。

 

 

 

13時10分発 ソレント港からカプリ島行きのフェリーに乗って出発。(片道一人13.5ユーロ)

青い海の上を走るフェリーは、とても気持ちが良くて、これだけでも来て良かったと思えます。

 

 

 

約30分でカプリ島に到着。ここまで、あっという間でした。

フェリーの上から見えるカプリ島の景色は、第一印象からいい感じ♪

 

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島好きな私は、「来て良かったね!!」と、大満足です。

 

 

 

フェリーから降りると、ボート乗り場があったので

一応、「青の洞窟」について聞いてみると、「今日はとても綺麗に見えるよ!」との答え。

 

 

 

 

「青の洞窟は見れない」と思って来ているので、「え?見れるの??」と半信半疑でしたが

何度確認しても「見れるよ」と言うので、チケットを買ってボートを待つことにしました。

 

(※青の洞窟までのチケット11ユーロ、洞窟に入るには別途10.5ユーロかかります)

 

 

 

ボートが来たので、カプリ島のマリーナ・グランデから、青の洞窟前まで出発です。

Hiroは、青の洞窟を前からとても見たがっていたので、大興奮!

 

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雲ひとつない晴天の中、すごく気持ちよくて、「最高だね!」と話しながら

カプリ島の透明な海をボートで走りました。

 

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洞窟前まで来ると、ここからは小さいボートに乗り換えます。

遠くから見ると、洞窟は頭をぶつけそうなくらい小さな入り口です。

 

 

 

炎天下の中、次のボートを待ち

いよいよ「青の洞窟」に入るボートに乗り換えました。

 

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4人乗りのボートに二人ずつ横になって座り、いざ洞窟の中へ!!

頭を押さえて、一気に入ると、そこには今まで見たこともなかったような輝く青い光が見えます。

 

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洞窟内の海の色が、すべてこの青色に包まれたときには

本当に現実なのかと思ってしまうほど、感動と驚きでした。

 

 

 

青の洞窟は、天候や潮の状態などで、何回来ても入れない人もいるほど。

なので、この青色の光を見れたことはラッキーなことなんです。

 

 

 

青の洞窟の中で響くカンツォーネも良かったし、本当に素晴らしかった!!

  

 

 

 

すっごく綺麗で、感動しました!

 

 

 

 

洞窟を出てから二人共、何度も余韻にひたってみましたが

思い返してみても、あのキラキラと輝く青い光は最高でした。

 

 

 

何かに例えるならば、ブルーキュラソーの青い色。

Blue Grotto」っていうカクテルがあれば飲みたいな、なんてHiroと話しながら帰りました。

 

 

 

マリーナ・グランデに戻ってから、カプリの町まではケーブルカーで。(片道1.4ユーロ)

急な斜面をケーブルカーで上がっていくと、カプリ島の港が一望できました。

 

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ブランドショップや、おしゃれなレストラン、ホテルなどが並ぶ街を歩き、散歩して周りました。

とっても素敵なカプリの町は、「品のいい大人のヴァカンス島」といった感じ。

おしゃれして歩きたい、そんな町です。

 

 

 

帰りのフェリーは18時半発。

狙っていた「サンセットクルーズ」は思っていた通りになりました。

 

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フェリーから見える太陽の色は、濃いピンクのような色で

とてもめずらしく、うっすらと雲の下に消えていく太陽は幻想的でした。

 

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サンセット後、気がつけば、空には白く輝く月が出ていて

外はだんだん暗くなり、遠くに見えるソレントの街並みには少しずつですが明かりが。

 

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ソレントの港に着いてからは、駅前のスーパーに行ってから帰りました。

最近、お決まりのコース、赤ワイン、オリーブ、生ハム、チーズのセット。

 

 

 

外のテラスからは、ソレントの夜景が見えて

反対側からは月明かりが見えて、最高のロケーションです。

 

 

 

今日の「青の洞窟」の写真を見て、あの感動を思い出しながら

ワインを飲み、いつものようにHiroと語りました。

 

 

 

思えば、初めてのデートのときも、公園で今みたいにワインを飲んで語ってたなぁ。

その時から私たち、何も変わってないよね。

あの時から、旅してるみたいだよね・・・、なんて色々と思い出しながら、話をしました。

 

 

 

私たち、毎日一緒にいるけど本当に話が尽きなくて

Hiroとはお酒を飲みながら、色んな話をしている時が一番好きです。

 

 

 

海側からは花火が上がり、パーフェクトな一日でした。

 

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