夏休みの思い出
９月２５日 Village Santafortunata
Type / タイプ: Hostel
Address / 住所: via capo 39 – ソレント, イタリア
Telephone No. / 電話: 00390818073579
Fax No. / ファックス: 00390818073590
E メール: info@santafortunata.com
たっぷりと快適なローマでの生活を味わい、
次の目的地ソレントに向かう事に。
「さて、やりますか」
今回のソレントはアマルフィー海岸、ナポリ、イスキア島など
観光の拠点になる場所で、２人とも未知の世界。
Ｈｉｒｏは前に母とナポリに行ったり、
ポンペイの遺跡を見たりし事があるのですがKumiは初めて。
もともとナポリを拠点に考えていたのですが、
ナポリはイタリアで一番治安が悪く、
イタリアンマフィアがたくさんいるらしく…。
マフィア映画好きのHiroとしてはたまない場所ですが、
あえて危険な場所に身をおく事もないので、
自然豊かな美しい海に囲まれた
ソレントのキャンプサイトに行く事にします。
何が起きてもいいように朝５時起き。
８時の電車に乗れるように、人の少ない早朝バスでスタートです。
ローマの駅からナポリ行きの電車で２時間。
そこからローカル電車に乗り換え、さらに１時間。
ローマ以南のイタリアは今までとは雰囲気がかわり、
見る人も、見える景色も、なんていうか…
「下町チック」な感じです。
「田舎のイタリアもいいね」
「南ってこんな感じなのかもね」
ゆる～く時間の流れる中、窓の右手には海が広がり、
これから楽しいことが起こりそうな予感を高めてくれます。
今回はKumiが行き先やルートを担当してくれて
色々な人に聞きながら、なんとかソレント到着。
何もない田舎なのかと思えば、超ツーリスティックな場所で
観光客で賑わっていました。
そこからさらにバスに乗り、３つ先の停留所のキャンプサイトに向かいます。
ついてチェックインして、あたりを見渡すと
自然に囲まれ、眼下には地中海の美しい海岸線が目に入ってきます。
室内も清潔で、コンセントもあり、各部屋の前には
テーブルと椅子が置いてあり、オープンカフェ気分で楽しめます。
「いいとこだねここ！最高じゃない？」
さっそく買い込んできた、冷えたビールと生ハムで乾杯！
「いや～キャンプサイト最高だね！」
ハッピー感が右肩上がりの飛行機雲のように上昇。
と、その時目が会ったメンズがいて、
「日本人？俺達ルーマニアからだよ」
なんていうコミニケーションが開始。
なんでも日本人と話したことないらしく、
「すごい遠いところから来たんだね」と言われ、
「そういえばここから日本はかなり離れてるね」なんて
あらためて、地図を連想し、遠いところに来ている事を実感しました。
彼らはカップルで来ていて、隣の部屋の人。
「ワイン飲む？」
とワインをご馳走になり、その後
「パスタ作ってるから食べる？」
と言われたけど
「いや大丈夫。ありがとう」
と遠慮したにも関わらず、
「Ok。でも食べた方がいいよ。あと三分でできるから待っててね」
そんな彼のパワープレイにより
同じテーブルでパスタ＆ワインで宴会スタート (笑
ルーマニア人の彼は愉快で面白い人。
彼がガンガン話し、奥さんはニコニコしながら聞いている。
下ネタ系の話が好きで
「ルーマニア人てこんな感じなのかな？」
とか思いつつ、会話はどんどん盛り上がる。
頂いてばかりなのも悪いので
ワインやビールを買出しに行って、２次会はプールサイド。
プールサイドにいたアメリカから来てる
中国人学生グループとも会話しながら
サンセットをプールサイドで迎えた。
「ここのキャンプサイトいい奴ばっかりだね」
「やっぱこういうところ好きな奴ってノリが似てるよね」
ルーマニアの彼達は酔ったのか少し眠り、
私達は少しお腹が減ったのでパスタを作る事に。
ここは冷蔵庫もキッチンも使えて優秀なキャンプサイト。
そんな時、どこかから「ドーン」と大きい音が聞こえたので
「花火かな？」と二人で見晴らしの良いところに確認しに行くと、
また別なグループが飲み会をしていて、
「この音花火？」
「昨日は花火上がってたよ」
とか、そんな感じで話し始まり、
「どこから？」
「今世界一周中」
「マジで！！」みたいな感じで一緒に飲む事に。
今度はオーストラリア人Wカップル。
なんでも別々に来ていて昨日会ったばかりだとか…。
キャメロンディアスのような奥さん、
スーパーマンの服を着た愉快なメンズ。
皆、超いい人で面白過ぎます。
そこに美男美女カナダ人カップル参戦。
イケ面なのに、下ネタが好き。
「福山雅治」のようなノリ。
オーストラリア(ブリズベン)、クック諸島、カナダ(トロント)
そして日本(北海道)
自然に囲まれて育っている人は、都会よりも自然が好きが多い。
みんな旅好きで、仕事を２、３週間長期で休みロングバケーション。
「ここは本当にいい人ばっかりだね」
８人で夜景の広がる海岸線を見ながら、
まるで昔からの仲間と居酒屋でバカ話しながら飲んでるような
そんなピースな空気と、テーブルに並べられた
大量のビールと赤ワインに酔いしれました。
その後、ルーマニアの彼も起きてきて９人で宴会。
ボルテージはMAXMAX。
「少し静かにして下さい」
と注意されたのが２４：３０位。
その後２５時位まで飲み、
「もう限界だ、寝ようと」フェイドアウト。
Hiro＆Kumi飲み始め時間１４：３０。終了２５時。
明日は観光する予定でしたが、予定変更。
「明日は二日酔いだな」
ゆっくりたまったブログの文章でも作ります。
９月２６日 Village Santafortunata
予定通り二日酔い (笑
しかし、思ったほどではないので朝から食事をしっかりと取って
たまったブログの文章を書き上げます。
たまに昨日のメンバーとすれ違い、
「あの後どうした？」とか「二日酔い？」とか
皆酒が残ってたらしく、朝はまったりとした感じ。
イケ面福山氏はあの後吐いたらしいよ (笑
大人がそこまで飲んで盛り上がれるなんて愉快な事です。
外に買物に行こうかと思ったけど面倒なので
近くのスーパーマーケットを見に行ったけど
あまりいいものがなかったので、
キャンプサイトの中で野菜を買って、
得意のKumiカレーと赤ワインでディナーにしようと思います。
カレーができるまで３０分だけ、
メールのチェックや振込みなどの作業。
戻ってくると隣のルーマニア人アンディーが
「俺ら料理作ったから一緒に食べようよ！」と待っていて、
さすがに今日はのんびり二人で食べようと思ったのですが
彼らは今夜で最後。明日ここを出発するので、
一緒にディナーを食べる事になりました。
心地良く、気持ちの良い愉快な時間でした。
９月２７日 Village Santafortunata
「さて、観光開始しますか」
昨日はリラックス日だったので、今日はどこかに行こうと思います。
２日前の飲み会参加者は昨日は皆グロッキー (笑
でも、今日で皆それぞれの場所に移る為お別れ。
会った初日に激しく、愉快に飲んで、気づけばもうサヨナラです。
朝一組ずつ別れを告げて、
「出会いある時って、まとめてあるもんだね」
としみじみ「縁」について話しました…。
それぞれの場所で再開できる事を祈りつつ、
ポンペイ＆ナポリの観光に出発！！
ポンペイもナポリも以前に訪れた事があるのですが、
フリーでは初めて。
このポンペイは火山が爆発して、灰に埋もれていた遺跡。
かなり古いにも関わらず、飲み屋や風俗などが
昔からあった事が証明されている場所でもあります。
ソレントの駅までキャンプサイトから坂を下って３０分。
眼下には初めて来たのにどこか懐かしい景色が広がります。
例えていうなら
「夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来た」
そんな感じです。
ここも高級リゾート地で、今までにない位
ゆる～い空気が流れています…。
モーリシャス以来のゆるさ。
町の洗練さを考えるとここは
「住んでもいいかな」と思える程心地の良い場所です。
「心地の良い場所では、心地のいい奴と会うよね」
坂を下りながらそんな話をしていると
教会からミサの音が聞こえる。
「ああ、今日日曜か…。少し寄ってく？」
イタリアソレントの教会は今まで見た事がないくらい
室内が明るく、訪れている人の声は美しい声でした。
近くに違う教会もあったのでそちらもチラ見してその後駅へ。
来た時と同じ電車で、３０分位でポンペイ到着。
今いるキャンプサイトはWifiが無料ではなく、結構使用料が高いので
ネットで事前に情報集めが出来ませんでした…。
そういう時は、ツーリストインフォで地図をもらい、
ショップで売っている、その場所の
日本語ガイドを立ち読みして知識をつけます。
２人で２２ユーロなので、いつものようにカードで支払をしようとすると、
何故か「本日は無料です」と言われる。
理由を聞いたのですがよくわからなかったけど、とりあえず
「マジ？！超ラッキーじゃない？？」
という事で無事入場。
前回訪れた時とほぼ同じ場所を観光しているのですが、
日本から遠く離れたイタリアで、同じ景色に再会出来るなんて…。
すごくありがたい事です。
今日はデジカメの充電を切らしてしまったので携帯で撮影。
(現在ドコモメールが電波なしなので後日写真ＵＰします。
その後、歴史の上に座り、ランチを取った後、ナポリに移動。
「ナポリはピザが美味しいらしいよ」
「マルゲリータが有名でヤギのミルクを使ったチーズが絶品らしいよ」
そうKumiから聞いていたのでその場所を目指す事に。
ナポリはイタリアンマフィアもいて、かつイタリアで最も治安が悪いところ。
日曜の明るいうちでも、一応気を引き締めて行きます…。
到着してみると、先入観抜きに空気は良くない感じで…。
とりあえず旅して感じた治安の悪い場所の特徴にはまってます。
治安の悪い場所の特徴
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１ 街が汚い
２ 変な臭いがする
３ いる人種が良くない(感じの良くない低所得者層)
４ ごちゃごちゃの多人種
５ 人通りが少なく暗い
６ 大きな声を出したり、奇抜な動きをする人間がいる
７ 浮浪者、物乞いが多い
８ 港・都会
９ 駅周辺
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などです。
この９つの条件にピッタリとはまっているので
「そこまでしてピザ食べる必要もないよね…」
ここはピザだけではなく、世界遺産もある歴史地区があり
それだけでも見て行こうとしたのですが、
日曜で店も閉まっていて、歩けば歩く程空気が悪く
気を張って歩くと、疲れも２倍も３倍も疲れます…。
我々の辞書に「中途半端」と「あきらめる」と言う言葉はないのですが、
この前の事もあるので、「いや、こういう時はスパッとあきらめよう」と決意して
バスに乗り無事駅まで戻りました。
さすがに疲れました…。
帰りにスーパで買物をして、
Ｋｕｍｉの美味しいディナー＆ビールでひと段落です。
ここソレントでは毎日花火の音が聞こえます。
今まで見た事なかったのですが、今日初めて見れました。
「最高だね」
Ｇｒａｚｉｅ Ａ ｄｏｍａｎｉ!
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