本物が持つ力
８月２３日 Alberg de joventut cerveri de girona (Girona)
今日は日曜日。
教会に行こうと食事を済ませ用意を始めます。
ここジローナの教会はバチカンに次ぐ
世界で２番目に高い大聖堂ということもあり、
どんな感じなのか楽しみにでかけてみました。
１１時からミサという事だったので少し早めに到着。
もう、座っている人もいたのでは、私達も入ろうとすると
「ビジターは１２時からです」とかなんとかスペイン語で言われました。
大聖堂の中は、腰の高さ程の木の枠で仕切られているだけなので
座らなければ同じように、雰囲気を体験できるので、
１時間程立見していました。
見上げると首が痛くなる程高い天井の下には
大きく丸いステンドがらすがはめ込んであり、
建物自体が芸術そのものであり、
心が引き締まる様な神聖な雰囲気があります。
ミサが始まり、木の棒からつるしてある小さな鐘のようなものから
煙がもくもくとあがり、それを上下左右に振っています。
教会の中が煙で清められたかと思うと、
パイプオルガンの音が、壮大な教会の中に響き渡ります。
「素晴らしいね！」
ふと、何故か生まれた時の事が頭をよぎりました。
もちろんその時の事なんか覚えている訳ではないのですが、
「なぜか、何かが」頭に浮かび涙がこぼれました。
それは多分神聖な物が心に触れて起こる現象で
芸術・自然などを含む
「本物」が持つ偉大なパワーなんだと思いました。
まあ、何にせよ人間は自分を中心に考える生き物ですから、
自分以外の人の事を祈る時間は、とてもいい時間です。
朝から歴史的建造物の中で、
パイプオルガンの音色と心清らかな人が持つ声色で癒やされました…。
戻ってからは「レンジスープカレー」に挑戦！
結構、美味しくできて納得の味に。
電子レンジマスターになりました (笑
明日はここからバスで一時間程のところにある
コスタデルソルというビーチに行こうと思っています。
ここでの暮らしも後一日。
明後日には出発です。
今後の方向性は大分固まってきてますが、
最終決定は、また明日へ持越しです…。
今日も良い一日でした。
Gｒａｃｉａｓ
Haseta Manana
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