BARCELONA③
8月18日 BARCELONA(Rambla Catalunya84)
ピカソ美術館へ行ってきました。
ここでは、スペインのマラガという街で生まれた
ピカソの若い頃の作品から、晩年の作品まで観ることができます。
時代ごとに、作品を展示しているのですが
だんだんと、作風は変わっていきます。
作品が変化していく過程を見ていると
ピカソは、常に新しい形を探していたようにも感じます。
(あくまで、私の意見ですが…)
有名なピカソの芸術として残っている作品は
「3次元の世界」を表現したそうですが
「子供が書いた絵」のようにも見えます。
「子供には見える世界」というものがあると思うのですが
もしかしたら、ピカソも子供のように
純粋な心で世界を見ていて、それが作品になったのかな…
そんなことを、私は感じていました。
ちなみに、ピカソの写真も何枚か飾られていましたが
すごく「いい顔」をしてました。
人は、年齢を重ねれば重ねるほど、顔に「生き方」が出ると思います。
ピカソは、子供のように綺麗な目をした「いい男」でした。
その後行ったMontjuic公園では、バルセロナの街並みを一望することができました。
サグラダファミリアも、ここから見えます。
大都会で慌ただしい空気が流れる、バルセロナですが
この公園は、お弁当を持ってきている家族がいたり
景色が綺麗なレストランやカフェもあるので、観光客はもちろんですが
「市民の憩いの場」といった穏やかな雰囲気もあります。
近くには、1992年に開催された
「バルセロナオリンピック」の競技場や、ミロの美術館もあります。
山に沈んでいく夕日を見たあとは、暗くなるまで待って
Montjuicの丘の上から、バルセロナの夜景を見て帰りました。