一句詠んでみました①-心に残る名句と共に
8,October,2012
日本一周の道中で出会った名句と共に、心から湧き上がる感情を一句読んでみました。
五月雨の 降り残しては 光堂 - 松尾芭蕉
梅雨のわずらわしい雨も、平泉の輝きを放つ光堂だけは、降り残したのだろう・・・。
夏草や 兵どもが 夢の跡 - 松尾芭蕉
かつて栄華を誇った者達が奮闘した場所も、今や夏草が生い茂るばかり。全ての物事は移り変わる。
前沢牛 近くて遠い 牛の里 - 博史作
牛の里のお一人5千円の前沢牛に届かず、近くのチェーンの安い焼肉屋でランチをしてしまい
虚しさを感じたときに、心のそこから湧き上がった魂の句。