胸に残る言葉-宮城県女川町
6,October,2012
9/30 岩手県奥州水沢市
「覚悟して行って来て下さい」
津波が襲った後、すぐに現地に赴いたとう秋田の人に言われた言葉が頭を駆け巡る・・・。
多賀城市から北上して沿岸部を走っていると、横になり海に半分沈んでいる建物が目に止まった。
近づいてみると、現地のおばちゃんが知人らしき人にここの場所の説明していた。
「車と車が何台も重なっててね・・・地獄絵図だったよ」
石巻市で被災した話を一緒に聞きかせてもらい、かける言葉も見つからないまま建物を見つめていた・・・。
女川町立病院がある高台にのぼり、何もなくなった町や港を静かに眺めていた・・・。
ここの1階部分まで襲った20.3メートルの津波。もし、その場に自分がいたらどうしていたんだろう?
以前のその場所を知らない人が見れば、何もなくて穏やかでいい場所だなと思うだろう。
でも、その後手にした被災後の写真を見ると、いかに被害が壮絶だったかがわかる。
まるでこの場所で何もなかったかのような秋晴れの空の下
ルイ・アームストロングのWhat a Wonderful Worldがラジオから流れてた・・・。
女川町立病院。この高台の1階部分まで襲った20.3メートルの津波。
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