山寺-松尾芭蕉のゆかりの地
28,September,2012
9/24-25 ホテルリモージュ 山形市
日本史上最高の俳諧師の一人でもあり、旅人でもある松尾芭蕉。
今日は山形きっての観光地山寺を、同じ旅人目線でじっくり見て周りたいと思います。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
奥の細道にも収録されている、松尾芭蕉がここ立石寺で読んだ句。
まだ道も舗装されていない頃、日本を旅するのは命がけだったろう。
創作するという人間が持つ根源のエネルギーが、芭蕉を突き動かし名句を読ませた。
開山堂。山寺立石寺を開山した慈覚大師が眠る上に建てられた建物で信仰上最も重要視されていた。
人の形に見える岩。
「騒がしいところに神様はいない」と何かの本で見たことがある。
観光地となり、観光資源として町が潤うのはとてもいいことだと思う。その反面、
芭蕉が読んだ「閑さ」という風情は早朝にでも来ない限り感じられないのかもしれない。
立ち入り禁止と書かれた修行の場のほうが、静寂で神聖な感じがした・・・。
帰りは将棋の駒で有名な天童市で温泉。
最近、空によく龍を見かけるようになりました。
明日は宮城に移動します。