天国と地獄のテーマパーク-青森恐山
9/13 ホテル十和田荘周辺 青森十和田湖
三途の川で待っている奪衣婆(ダツエバ)と懸衣翁(ケンエオウ)
では、三途の川を渡ってみましょう。
「バイバイー」 ゆっくりと三途の川を渡って向こう岸へ。。。
「行ってみたけど、そんなに変わらない世界だったな」 実際そうなのかも。
「世話になったね~」とポップな感じで橋を渡っていく彼女。軽い遊びですが朝から泣けました 笑
無事カムバックです。毎日を大切にしないとね。
さて、今日は地獄に似ていると言われる霊場「恐山」を見て周ろうと思います。
日本三大霊場、霊山、霊地。その全てに入っている恐山。一体どんなところなんだろう?
赤土の地面から湯気が吹き上がる姿が地獄を思わせたという。
ガイドさんの話を聞きながら歩いていると、歩道の横に無許可で設置したお墓がたくさん目に止まった。
あまりにも突然命を失った時、その事に気づかないまま、成仏できないまま、そこにい続ける魂がいる。
そして、その事を受け止められない遺族もいる。問答無用で撤去することも可能なのだか、恐山ではそれをしない。
お供え物や、飾りが変わっていくので、そこを毎年訪れて、心のよりどころにしているのがわかるからだという。
ここでは年に一度イタコと呼ばれる人たちが霊界と現世を繋げ故人の言葉を遺族に伝える。
いろいろな思いが感じられる場所。ふと、横を見ると久美子は涙してた。
橋を渡ると天国のゾーン
ガラっと雰囲気が変わります。見晴らしがよく天国を感じます。
菩提寺(ぼだいじ)の本尊地蔵菩薩。輪廻で苦しむ人や、最も弱い立場の人を最優先で助ける。
「ここは天国と地獄のテーマパークなんですよ」
恐山ではガイドさんに案内してもらいましょう。ここで起こった様々な話が聞けます。
恐山という名前。地獄に似たと言われる地形。
その言葉にどんな恐ろしいところだと思ってくる人も多いという。
でも、決して嫌な感じのものではなく、心が穏やかになれる聖なる場所だった。
ここはあの世とこの世を繋ぎ、故人と遺族の心が繋がる場所。
うまく説明できないけど、学びの多い場所でした。