ハード美術館 – ネイティブアメリカンの歴史を探る 

28,August,2012

 

8/27 Days Inn ,Phoenix

早朝、グランドキャニオンでサンセットを見た後、5時間かけてフェニックスへ移動。

ハード美術館はネイティブアメリカンのアートや歴史を紹介するミュージアムとしては全米屈指の規模。

前世はネイティブアメリカンじゃないかと思うほど、強く興味を示す久美子の希望で行ってみることにした。

カリブ諸島に到達したコロンブスがインド周辺の島と誤認し、そこにいた民族を「インディアン」と呼んだ。

人種的にはモンゴロイドなので原点は日本人と同じ。親近感の沸く顔の人が多い。 

白人、黒人、黄色人種。そして、彼らは自分たちを赤人と呼んだ。 

ナバホの民族衣装

彼らにとって髪は霊力の源と、どの部族に属すかを示す、とても神聖なものだった。

しかし、侵略された事により、髪の毛も、言葉も、文化も全て奪われていく・・・。

アメリカは彼らの宗教的儀式も非合法化して、スウェットロッジの話をしただけで逮捕された。


「死ぬことだけが、唯一家に帰る方法だった・・・」

世界一周とは地球上の戦争、侵略の傷跡をみることでもある。それが目をそらせない現実。

 

自然と共存していた為、非常に高いスピリチュアリティーと独特の世界観を持つ。

 

アメリカはハンバーガーとハリウッドだけの国かと思っていた。

でも、言葉を失うような雄大な景色や、ネイティブアメリカンの自然や宇宙に対する考え方は

世界中に類をみない独特の考え方で、とても興味深く、知れば知るほどのめりこんでいく。

 

「今の地球に必要なこと」

私達は彼らの叡智の中から、今、何を学ぶべきなのでしょう?

 



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