惑星直列に何が起こる?後編―2012/08/14セドナにて
昨夜、ブログをUPした後車に乗り込み、何が起こるのかを見に行く事にした。
どこに行くとあてがあったわけではなく、ただ思うままに地図も見ず感覚で車を走らせていると
町の街灯から遠ざかり、気付くと真っ暗な山の道に吸い込まれるように入っていった。
「一体ここはどこなんだろう・・・?」
そう思うのと同時にどんどん胸が苦しくなり、頭もフラフラして、少し吐き気もした。
真っ暗な道をどこにいるのかもわからず、導かれるままに目を細めハンドルを切る。
鼓動が高まり、軽いめまいがして、このままだと意識がどうにかなってしまいそうだった。
「これ以上は無理」そう思って車を停めたところに何かが見えた・・・。
「ハート?」
地図で場所を検討してみた結果、どうやらRed Rock Crossing(レッドロッククロッシング)という
ボルテックスで女性性が強く、癒しと浄化の作用がある場所のあたりにたどり着いていたようだ・・・。
まあ、よくわからないけど真っ暗闇のなかたどり着いたのが星空の下のハートならそれでいいか・・・。
とにかくすごくエネルギーを感じて、これ以上先に進むと体が辛いのでホテルに戻る事にした。
フラフラしながらやっとの事でホテルに戻り、ヨガマットの上で寝転がり星を見上げた。
星空の下で久美子にレイキを当ててもらうと、体と精神のの状態がハッキリとわかったらしく
二人とも気付かぬうちにヒーリングの能力が上がっていたようだった。それもセドナパワーなんだろうか?
惑星が直列するという今夜、結論から言って特別な事が今夜目の前で起こったわけではない。
だけどいつもとは違う特別に強いエネルギーを二人で感じたのは間違いない。
とにかくエネルギーに触れると具合が悪くなるので部屋に戻りおとなしく眠ることにした。
調べてみるとこれはエネルギーあたりと言うらしく、瞑想や修行などで高次元のエネルギーに触れ、
それを吸収するとエーテル体の急激な変化に肉体がついていけないために起こる状態で
具体的には頭痛、吐き気、腹痛、熱など風邪に似た症状が出るようだ。仏教ではこれを法あたりというらしい。
これは悪い事ではなく、エネルギーが通る事で、体の枠が広がりより高次元の力を吸収しやすくなるようで
睡眠をしっかりとりゆっくり体を休ませると自然に治るらしい。
しかし、なぜか久美子は寝ようとはせず深夜2:00頃一人パソコンでの作業を続けていた。
やりたいと思っていたことがどんどん片付けられるらしく、すごい勢いでやるべき事をこなしていた。
早朝「惑星が直列してるよ」と起こされたので外に出てみると、
明るくなりかけた空に三日月と明るい光が3つ並んで輝いていた。
聞いてみると彼女は一睡もせずずっと外で星をみていたらしい。
結婚して5年になるけど彼女が徹夜したのを見た事がない。
しかも、また夜中に不思議な動きをするUFOを見たらしく、
徹夜明けのぼんやりとした表情で一言つぶやいた。
「UFOって普通にいるものなんだね」
なんだか上手にまとまめられない話だけど、
こんな事があったセドナでの一日でした。