UK
８月３日 Holiday Inn (Heathrow)
朝４時起きで暗い中、通りに出てバスを待つ。
空港までのルートは何度も通った知っている道なので
安心して辿り着く事が出来ました。
次は世界を動かしてきたイギリス。
本当は昨日ネットで色々と調べるはずだったけど、
ネットが使えなかったので情報なし。
そんな感じのまま出国。
「ありがとね～モーリシャス」
ブリティッシュはロールスロイスのエンジンを使っています。
機内にて
さすがにキャンセル待ちが取れなかっただけあり機内は満席。
１２時間のフライトにもかかわらず、ｋｕｍｉの隣の席は
体格のいいマダムの為、窮屈そうにしています (笑
雲の上に行くといつも思うのですが、
爆発的なパワーで加速して何度かの揺れの後、
雲を抜けると青空のみが広がる全くの別世界。
これぞ夢の叶った成功イメージです。
低いところにいると足元に落ちている小さなゴミも目に入りますが、
高く飛び立てば、小さな事は目に入らず、揺れもなく、
どこを見渡しても絶景があるのみ…。
雲の下では雨が降ったり、嵐があったりしますが、
雲の上は煩わしいこともなく、穏やかな世界が広がるだけ。
「雲の上の人」っていうのはこういう状態の人でしょうか…。
そんな別世界目指して、日々精進しているわけですが、
それはそれで、いざ全てが手に入り、
穏やか過ぎる日常が続くと飽きてしまうと思うのです。
何事も挑戦中が楽しく、達成した瞬間が最高であり、
そこから先は過去でしかないわけで…。
山の頂点上ってしまえば、降りるしかなく過去を振り返るだけ。
そう考えると、色々うまくいかない事がある時や
大きな夢を膨らませてチャレンジしている時が
人生において一番楽しい時なんだと思います。
「夢って叶わないから夢なんじゃない？」
「夢ってそんなに早く叶っていいの？」
なんて言っていた人もいましたが、そう思う人はそれで良いと思います。
１００人いれば考え方も１００通り。全て正しい。
私達は登りたい山見つけたら、体当たりで登る。
そしてやりたい事は叶えたらすぐに別を探す。
色々な「山」にチャレンジする人生でありたいと思います。
何故かって？
「そこに山があるから」
いや～スイマセン。ちょっとこれ言いたかっただけでした (笑
そんな事を考えながら飛行機はサハラ砂漠上空を通過。
今回のモーリシャスからのルートは非常に興味深い為、
少し寝てから窓際に張り付いて、外を眺めていたのです。
モーリシャス→タンザニア→サハラ砂漠→地中海
→シチリア島→フランス→ロンドンの上空を通ります。
「世界一の砂漠」
前回のナミブ砂漠とは違い、「砂漠」のイメージ通り
どこまでいっても、砂しかなく、風が作り出す
自然のアートだけがどこまでも広がります…。
そんな中遠くに、何か山のようなものが見えました。
「あれってオアシス？？」
飛行機最後尾の出入り口のドアの窓に張り付いて外を見ます。
客室乗務員の方に聞いてみるとアインズマウンテンと言うらしく、
世界一の砂漠の上空というコアな場所で、
この瞬間を逃すと二度と見れないような景色を見れたことに、
つくづく運がいいと思いました。
さらに「砂漠の端ってどうなっているんだろう？？」と
Ｈｉｒｏ少年は気になり始めて、眠ることも出来ず端になるのを待ちます。
砂漠の端(写り悪いですけど…)徐々に緑や町ではなく、いきなり海でした。
地中海の海は最高に綺麗です。
その後、今後訪れる、シチリア島やフランスなどの上空を通過。
「おぉ～これがマフィアの聖地か！！！」とかいいつつ一人騒ぎ、
「フランスからロンドンまでの海超えって何分位なんだろう？」
とか好奇心旺盛なＨｉｒｏ的には楽しいフライトでした。
いよいよ世界をリードしてきたイギリスに突入です。
ロンドン到着
Ｈｉｒｏ「ところでロンドンって言ったら、ロンドン橋でしょ、
ロックやパンクで、あと何かあったっけ？」
Ｋｕｍｉ「有名なヨガの先生がいる。あとわからない」
Ｈｉｒｏ「マジで。まあ、なんとかなるか」
そんなイージーなノリでヒースーロー空港に到着。
「やっぱ宿決めは現地行ってから決めるノリのほうが楽だよね～」
この言葉が後にハードな時間を過ごす事になろとも思いもしませんでした…。
では到着後をダイジェストでお伝えします。
入国後インフォメーションカウンターに向かう。
感じ悪いし、値段も高いのでネットで探す事に。
(１９：００時頃)
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ネットカフェで日本人女性発見。
アメリカ人のパートナーを持つ純子さんから情報収集、
メアド交換して、アメリカで再会予定。
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どこで、何が観光できるかも分からず、
とりあえず安い宿を見つける。
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電話するもつながらず(使われてない)
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また、ネットで探す。
純子さんに教えてもらった格安ホテルEasyHotelに決める。
(ここまでで2時間位経過…)
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バス乗り場を探す。
空港職員に尋ねるも全部いい加減。
ｉｎｆｏ「あぁ～多分１７．１８」
Ｈｉｒｏ「行ったけど違いましたが」
ｉｎｆｏ「ああ～じゃあその辺の人に聞けば」
Ｈｉｒｏ「誰もいませんでしたが」
ｉｎｆｏ「じゃあ、出て右のほういって」
Ｈｉｒｏ「なら連れてって頂けますか？」
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連れて行ってもらうも、なんとなく懸念があったので
バス乗り場のドライバーに訪ねると、全く違う事が発覚。
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ここから地下に降りて、無料の地下鉄でターミナル移動。
ようやくバス乗り場発見！！！(ここまでで到着から３時間)
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ようやくホテル到着！！！
「やっと着いたね～」
出発から２４時間以上たっていて疲労もＭＡＸ。
しかし、満員にて泊まれず…。現在２２時過ぎ。
辺りは暗いし、「ここはどこ」状態。
「マジで…」
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後ろにいて同じくチェック出来なかった香港在住の中国人と
共同でホテル探しの小トリップ。
歩いて１５分のところにあるホテルを目指しますが、
疲れピークの体に２０キロ＋αが重くのしかかります。
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道中二人共、気持ちが何度か折れそうになりましたが、
「ピンチはチャンス」的発想で励ましあい、グタグタでホテル到着…。
チェックインしたホテルは近代的(日本なら普通ですが)
値段は高いですが、快適に過ごせそうです。
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荷物置いて、バーラウンジでビールでお疲れ様会開始。
２４時間以上経過した今回の移動はかなりハードで、
結構「やりきった感」がありました (笑
「イージーなノリも時と場合によりけり…」
なかなか難しいものですが、
色々と学ぶことも多い今日この頃です。
とりあえず…
「ゆっくり寝るわ…」
８月４日 Holiday Inn (Heathrow)
真っ白い「パリッと」したシーツとフカフカのベッドで
久々に快適にぐっすりと眠る事が出来ました。
朝のビュッフェを食べながら話し合っていたのですが
ここまでの旅はを言い表すなら
「ジェットコースター的旅」です。
具体的に言うと発展度合いは
シドニー(都会)→ケープ(都会)→トラックツアー(途上・テント暮らし)
→ヨハネス(都会)→モーリシャス(田舎)→ロンドン(大都会)
治安的に言うと…
シドニー(安全)→ケープ(危険)→トラックツアー(安全)→
ヨハネス(超危険)→モーリシャス(超安全)
人柄・空気的に言うと
シドニー(穏やか)→ケープ(どこかピリッと)→トラックツアー(狙ってくる感じ)
→ヨハネス(疑い)→モーリシャス(超いい人)→ロンドン(超ドライ)
ＵＰ＆ＤＯＷＮの激しい旅で
揉まれるって言うのはこういう事をいうんだと実感 (笑
たまにしっかりとしたホテルに来ると、身なりが気になります。
アウトドアもいいのですが、服装等だらしなくなると
立ち居振る舞いもだらしなくなり、そうすると放つ品位も落ちてきます。
Ｋｕｍｉが「お茶の作法では、出す時は手先だけではなく体から差し出す。
相手に対する敬意を普段から行っていると、
居酒屋でもどこでもそういう振る舞いが出来るんだって」と教えてくれました。
そうだよね…。
どんな場所にいても流されず、そういう事に気を配るのは大切です。
「いつも良い所」という訳にはいきませんが、
たまに品位を向上できる程度にいいホテルに泊まれたらいいなと思ってます。
その後ブログ更新したり、その辺を散歩したり、昼寝したり…。
車で言うとピットイン。言い換えると療養中です(笑
久々にお風呂に入り、半身浴しながらお気に入りの本を読んで
のんび～りとリラックス＆デトックス。
「やっぱ日本人は風呂だよね！！！」なんて日本が恋しくなるものです。
その後たまっているネット作業やブログ更新を夜中までやりました。
８月５日Holiday Inn (Heathrow)
「ロンドンは高い！泊まるも食べるも、何するも高い！」
テレビ見るのも、ネットするのも、何をするのもお金がかかります。
もっとも、空港近くにいるという事もあるのですが、
世界一家賃が高い国だけあって、物価も東京並み。
「ヨーロッパに来るバックパッカーは食事はパンをかじってる…」
わかるような気がします…。
と言う事で本日チェックアウトして、
サラっと市内観光でもしようと思ったのですが、
リサーチ不足と疲労の為、しょうがなくもう一泊する事にしました。
「ところでロンドンどう？？どっか観光する？？」
なんとなくフィーリングというか空気的に
求めている場所と違うので、来たばかりですが
「明日ロンドン出てどっかいく？」
そんな感じでロンドン脱出計画を開始。
これがフリー旅のいいところ♪
なんと驚くことにロンドンから１００円以下とか、
あわよくば無料とかのびっくり航空券が存在するのです…。
もっとも突然、明日「どっかいこう」って考えている
私達は使えないチケットですが、何ヶ月先に日時指定で、
こういうチケットが使える事があるのです。
「明日ど～するよ？？」
「ポルトガルのマディラ島どう？」
「大西洋の真珠。洋上の庭園って言われてるらしいよ」
「いいねいいね。でもカイロの後でも行けるね」
「フランスのニースは？」
「結構高そうじゃない？」
「オランダアムスは？」
「夏の地中海ベストシーズンだからもうちょい後だね」
「スペインイビザは？」
「それ調子よさそうだね！そこにすっか！」
そのへんをブラッとドライブするようなノリでスペインイビザ島に決定！！
「ロンドンで３休み。次はスペインへ」
すごろくみたいな気ままな旅です (笑
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