リアルとアンリアル
さあ、聖地韓国での飲み会開始!!
5月6日
まずはアフリカザンジバルで会ったゆりちゃんとの再会。
今は作家業はお休みで、大きなTV局で働く彼女。
去年は彼女のおかげでソウルを満喫できました。
5月7日
そして、インドのブッダガヤの駅のカフェで会ったリーさん。
彼も同じくTV局でドラマを創っているベテランの監督さん。
お互い電車を待ちのわずかの間だったけど、ノリがあって話が盛り上がった。
そんなリーさんも撮影が始まると睡眠時間は毎日2時間位しかないという。
2週間の休みのインド旅行。彼にとっても特別な時間の中での出会いだった。
一週間に2本放映されるという韓国ドラマ。
「Almost die」と言っていた言葉が仕事のハードさをリアルに感じさせた。
しかし、今回、韓国ではメディアによる長期に渡るストが行われており
たまたま時間がたっぷりとれる事になり、色々と案内してもらえる事になった。
韓国No1と言っていたテッチャン(大腸焼き)筒状のテッチャンを炭火で一気に焼き上げ肉汁を閉じ込める。
口の中一杯に広がる肉の旨み。普通、焼肉の後は「もう、しばらく肉はいいかな」ってなるんだけど、
このテッチャンは全然くどくなくて次の日も食べれるほど翌日胃がスッキリとしてる。間違いなく絶品!
良味屋 ミョンドンからもタクシーですぐなので超オススメ☆
さて、食べ始めはまず焼酎。食後はビールという韓国スタイルなのか、
彼のスタイルなのかわからない飲み方で次にオススメしてくれた場所は超ローカルが集う場所。
「韓国人とじゃなきゃこれない場所だよ」という事で案内してくれた。
インドやモロッコ。彼はそういう人間が「リアル」に浮き出される場所が好きなようだ。
そう、彼は「創る」人。リアルに拘ってる。チェジュウもぺヨンジュンもよく知ってる。
でも、彼らは住む世界が違うという。リアルとアンリアルの世界。今日の話のテーマのひとつ。
その後、酔ってトイレの場所がわからなくなりフラフラしてるのを心配そうに見てる久美子に
「No problem. Normal Korean style」と 言っていたらしいリーさんは椅子から転がり落ちた。
よくよく周りを見渡したら酔って椅子からひっくりかえる人が続出していたらしい。
それも「It’s Normal Korean style」 一人しらふだった久美子にはさぞかし面白かっただろう 笑
クリエイティブワーク、日韓のエンターテイメントについて語り、一通りひっくり返って、
トイレの場所がわからなくなったところで本日解散。家の近くまで送ってもらったけど
勢いに乗ってミョンドンのカラオケのママの所へちょっと顔を出しに行った。
アツク楽しい夜だったな。リーさんありがとうございました。
飲み終わった後に家に帰り、久美子が衝撃的な一言を放った。
く 「あのさ…動きがオネエみたいになってたけどフィリピンで…何かあったの?」
ひ 「は?マジで?! っていうか、なら早く言ってよ」
ひ 「なんかあったんだろうな~って思って 笑」
フィリピンには「オネエ」が多い。学校の先生もほぼ女性だった。
女性が多い場所で働く男は自然と女性に近い動きになったり
性格的にも穏やかになったりすることが多い。
気づかぬうちに影響を受けていたのだろうか…。
俺がオネエだと…?
この俺が?
そんな事ないわよぉ~~!!