Dream girls
4/27 wine bar
4/26 Drink session with new member Takahiro & Tadashi
4月25-4月27日Day 59 in the Philippines
「会社の経費で日本に行ける」
そんなフィリピンの先生にとっては夢のような企画が今、学校では話題になっている。
日本で行われる英会話のイベントブースでフィリピン英語留学の素晴らしさを説明するのが今回のミッション。
ビザの問題、物価の違い、日本人がお金を貯めて海外に行くような気軽さとはまるで違う。
経済的に豊かで、礼儀正しく、物に溢れ、素晴らしい文化を保有する日本に行く事。
それは彼女達にとっては長年心に思い続けている夢。是非、叶えてもらいたい。
参加人数は7人。選ばれるのは二人。そのうちの3人は自分の担任。
決戦のプレゼンを控えた当日、彼女達のプレゼン内容と意気込みを聞かせてもらった。
文法の先生Cel
日本のアニメやドラマ、そしてジャニーズをこよなく愛す21歳。
彼女は動画作成の技術があり、昔、好きな人に告白しようと思い作った動画を見せてもらった(内緒で)
発音の先生Jayne
彼女の彼氏は日本にいる。「絶対に行く!」という気合と「緊張する」という不安とが複雑に交差していた。
前日に徹夜で作ったプレゼン。教会での祈り。熱意は一番感じられた。
ボギャブラリーの先生Maiqui
頭の良い彼女のプレゼンは理論的で、他の先生からも「彼女が受かるのでは?」と思われていた一番人気。
「私は他の先生がとても日本に行きたいのを知ってる。だから誰が選ばれてもハッピーです」 心構えも素晴らしい。
それぞれの先生の心構えもよし。できれば全員受かって欲しい。
でも、選ばれるのは無情にも2人だけ。入試の結果を気にする親のような気持ちで発表を待つ
面接開始直後、みんながんばって作ってきたPCを使ってのプレゼンができなくなり、言葉だけの勝負になった。
突然の事に彼女達の動揺も緊張も手に取るように伝わってくる。さあ、条件は一緒。笑顔だよ!!
一方、今回選ぶスタッフ側の人とも仲がいい。どんな人を選ぶかと言う条件について聞くと
「プレゼンの上手さ」「見た目」が重要視されると言う。一体誰が選ばれるんだろう。。。
12時45分。こっそりと窓の外からドキドキしながら見守っていた。
そして今、先生を全て集めたミーティングの場所で結果が発表される。。。
発表直後の写真。泣き崩れる受賞者(写真右が文法の先生Cel)
「日本って桜の香りがする国なんでしょ?お土産に空気を持ってきてね」
と受賞した先生に、話す受からなかった自分の担任の言葉がなんとも言えなかった。。
参加資格は全員にあった。でも、たくさんいる先生達の中で挑戦したのはわずか7人。
他の先生になぜ受けなかったか聞くと「落ちるのが嫌だから」という理由だった。た。
彼女達の落胆振りが手に取るようにわかる。自分が落ちたような気持ちにもなる。
でも、チャレンジした者のみ手に入れられる事もある。素晴らしい経験になっただろう。
「受からないには受からない理由がある」
それぞれに学ぶ意味があるんだなと思い全てのチャレンジャーに心で拍手を送った。
さて、受かった人、受からなかった人。一体「何の差」だったんだろう?
成功する人と、成功しない人を研究する仕事をしていたので
話を聞いてみると「なぜ、夢を掴んだか?」がハッキリとわかった。
彼女はパソコンの壁紙を桜の下でお花見をしている画像にして毎日見ていた。
花の香り、自分がその場所にいるときの気持ち、ジャニーズ&アニメグッズを買っている自分を明確にイメージし続けた。
表面的な熱意は感じられなかったけど、内側に秘めたとてつもない情熱。
動画作成に現れるようなイメージの力。なるほど、それは他の先生にはなかったこと。
最終的には理屈でも理論でもなく、そこが一番重要。
「頭の中に明確にイメージ出来る事は必ず現実になる」
Congratulations dream girls T. Cel&T. Jazz!!