アフリカンリゾート

25,July,2009

 

いざこざも一段落して、Loveビーチな私達の大本命マラウィ&ザンジバルです。

このツアーでなければ一生知らなかったかも (笑

29日目から35日目をアップします。思いっきり楽しむぞ!!!

  

29日目(7月8日) Lake Malawi

リゾート地らしくゆったりとした目覚めで朝がスタート。

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ガイドの特製オムレツの朝食後はのんびりとテントで過ごす。

朝方ツアー始まって以来初の雨が降ったけど

すぐにやんだので安心しました。

 

でも、風強くて午前中は何もできません。

メールの確認や、支払関係の確認です。

 

「そうだ!昨日の彼らの仕事場を見に行こう」

午後から暖かい日差しが差し込むようになったので、

二人で近くの村を訪れてみようと思いました。

 

どこにあるのかもわからるまま、キャンプサイトを飛び出す事に。

ツアーの枠から飛び出して、直接自分達で飛び込んでいきます。

即、土産物屋の客引きが話しかけてくるけど

応対が面倒なので、英語が分からないふりをします。

 

昨日のビーチに出てみると、裸で身体を海で洗っている人達がいて

よく見ると昨日一緒に飲んだメンバーでした。

その後、彼らの村に訪れて、「生」なアフリカをディープに体験してきます。 

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「ああ、こういう人は本当に、こういう暮らししてるんだ。。。」

「テレビで見た事歩けど、実際俺ら今ここにいるんだね」

とかそんな感じです。

 

ビクトリアフォールズまでのツアーにキャッチフレーズをつけると・・・

 

 

「イエィ!エキサイティングアフリカ!!!」

だとすると、今回は

 

「リアルアフリカ~心穏やかなアフリカンジャーニー」

そんな感じです。

 

というのも、ザンビアからの白人支配の近代的な街ではなく

「彼らだけの町」になり、伝統工芸などで生計を立てている

「昔ながら」のアフリカがあります。

ようやくこのツアーの良さが分かってきました。

 

その後、「ここ迷ったら絶対出れないね」って感じの長い道を戻り、

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サンセットならぬ「ムーンライズ」を見ました。

 

「あれって夕日?」って思うほど

朱く焼けた色をした月が東からゆっくりとあがってきます…。

その月明かりが、海に一筋の道を照らし出しだすと

見た事もないような幻想的な光景に変わっていくのです。

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前に世界のどこかでこれと同じ色の月を見たことがあるのですが、

思い出せません…。

  

ここはサンセットが見れない代わりに、

この不思議なムーンライズがあります。

そして、この幻想的な光景がそのまま国旗になっています。

 

話は変わりますが、今日思った事は

「人間の欲望ってすごい」と言うことです。

 

と言うのも、ガイドしてくれたフィッシュという少年と訪れた村の人に、

気持ち程度のお金を二人にあげたのですが

仲間とお金の取り合いになり、行きは笑顔で連れてきて、

お金を渡したらどこかにいってしまいました。

 

トラのオリに入るとこんな気持ちなのでしょうか?

彼らはどこかで「ギラッと狙う」目をする事があるのです。

 

そう思うと急につまらなくなり、

「そうだよね。観光地だもの仕方ないね」

ってKumiにフォローされなんとも言えない気持ちになりました。

 

例えて言うなら「久しぶりに遊ぼう」と電話がかかってきて、

会ってみたら「ネットワークの話だった」みたいな感じです。

 

まあ、何にせよ子供達の目は澄んでいて、

村を歩いていると集まってきて、手を握りたがります。

 

「ハロー」と話しかけられて、

どこに行っても子供達に囲まれる彼女を見ていると

穏やかな気持ちになれるものです

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後半戦は「普通に絶対に来れない(来ない)場所」

を回る深い、深いアフリカツアーだという事に気づきました。

最近は遊牧民化していて、空を見て方角と明日の天気がわかるようになりました(

 

 

30日目(7月9日) Lake Malawi 

4日間ここでのんびりするのかと思いきや、

実は残りの二日間はまた違うキャンプサイトで過ごすようです。

 

トラックに乗って外を眺めていて子供達がいると

必ずと言っていいほど、手を振って走って追いかけてきます。

  

子供達は必ず手を握りたがるので、

「なんでだろうね?」ってKumiと

流れる景色を見ながら移動中に話しをしました。

 

アフリカではどうも女の人のほうが働き者のような気がするのです。

重たいものとかは女の人が運んでいます…。

そうするとまだ、甘えたい年頃の子供達も親から離れて遊ばなければなりません。

 

だから、「手を繋ぐ」って事は

「愛のチャージ(充電)」をするって事なのかなって思いました。

 

Kumiが一番興味を持っている、マザーテレサが作った孤児院では、

一度も人に抱かれることもなく、この世を去っていく子供達がたくさんいるそうです。

   

 

「ただ、抱いてあげるだけでいい」

 

 

そんなボランティア施設だそうです。

「一度も人の温かさを知らずにこの世を去っていく…

 

そんなの悲しすぎます。

想像したら朝っぱらから涙腺が大解放になりました…。

その後小さな町に寄って買出しをした後、キャンプサイトに到着。 

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景色的には昨日の方がいいけど、無線LANが使えるので、快適に過ごせそうです。

 

 

31日目(7月10日) Lake Malawi

暖かいテントでゆっくりと眠り朝食を取る。

たまっていたネット作業をある程度終わらせて、Kumiにバトンタッチ。

 

一人静かに海沿いでヨガをやったり、

本を読んだり、その辺を一人でブラブラ歩いたり…。

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穏やかに過ごせました。

 

ただ、どこに行っても音楽がガンガンかかっていたり、

バレーやったり、大声で話したりの「盛り上がり系」なので

積極的に逃げて、一人静かに過ごします。

 

そういえば最近は動物の糞を見ると、何の動物か少しずつ分かるようになりました(笑

そんな事を考えていると、目の前に牛30頭程連れた少年が現れて、

 

「どんな風に移動させるのかな?」

と、遠くから見ていたのですが、後ろから木の枝のようなもので、

声をかけながらゆっくりと移動していきました

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んん~アフリカ。

 

 

32日目(7月11日) Tanzania-Iringa

ついに8カ国目タンザニア入りです。

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今朝方夢にアムウェイの中島薫さんが出てきて

(お会いしたことありませんけど…)

 

「私は何か世界で通用するスキルはありますか?」って質問したとこ

「君のアイディアは世界で通用するよ」と言われる夢を見ました(笑

 

 そんな都合の良い夢から目が覚めて、4:45起きの6時発。

途中ランチストップ入れても到着は16時。

しびれるほどのロングドライブです…。

  

今回は見所も今のところ特にないので、

最高に良いと噂のザンジバルのビーチに期待したいところです。

 

キャンプサイトに到着後、花壇を見に行きました。

アフリカの色は「ライオンの色」って思えるほど、

枯れた色した大地や山が、北上する程、景色の中に緑が増えて来ました。

 

 

33日目(7月12日) Iringa to Dar es Salaam

昨日ちょっと風邪気味でしたが早めに薬を飲んで復活!

アスリート並みの体調管理を目指したいところです。

 

今日は650キロの大移動。12時間コースです。

いつも「あいのり」ってこんな感じかな?って考えます。

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さて、今日は特に見所もなくひたすら移動だったので

色々と一人思いにふけりました。

 

タンザニアの街に入ると、車もなかったような村から

少しずつ町に変わり、そして都市に変わる様子を見てました。

 

タンザニアはバナナやコーヒーの生産で有名で、

車も日本の中古車や(○○ゴルフクラブってかいてる車とか)

中国の文字の入った車が走っています。

 

今まで外資の資本は入らない程、流通が悪く、内陸部だったけど、

ここは中国の資本注入がされているようで、たまに白人も見かけます。

 

白人がいる=ビジネスになる

白人がいない=ビジネスにならない

 

内陸過ぎると流通が悪いと言う事と、

特に目立った特産品もなかった事が

発展してなかった原因だと思われます。

 

原始スタイルから現代になる過程を

ゆっくりとタイムスリップしながら見ているようで

 

「なぜ発展し、なぜ発展しないのか?」

「どういう場所がいいのか?」

「どういう考え方をしている人がいるか?」

 

だんだんわかるようになってきました。

余談ですが、前にも書いた通り、

 

「ここを発展させるなら何をするか?」

はトラックの窓から景色を見ながらの趣味の一つですが、

「発展」と言うことに、少し感じた事があったのでKumiに質問してみました。

 

 

Hiro  「あのさ、もし、一生住むとして、人間とか犬とかの半分くらいロボットで

車が空飛んでたり、どこでもドアみたいな便利なドラエモングッツがある

場所があったら、どう思う??移りたい??」

 

Kumi  「今のままでいいかな」

 

発展途上の場所を近代化させるって事は

こういうことで、望む人と、望まない人がいて、

難しい問題なんだと思いました。

 

でも自分なりに、何かを見つけて、

彼らのペースを尊重しつつ役に立つ事が出来たらいいなって思います。

 話は変わり、ようやく今回のメインイベントザンジバルに到着!!! 

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とにかく蒸し暑い!33度あります!!!!

明日からは超リゾート☆

 

 

34日目(7月13日) Zanjibar Stone Town

ビーチ沿いの波の音が聞こえる場所に立てたテントは

今までと違い、汗をかくほど暑くなってきました。 

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昨日のフェリーに戻り、街で買出し。

タンザニアは栄えています。人の活気が違います。

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買出しを終えて、ザンジバル行きのフェリーに乗り出発!

色々な事がありましたが、この旅のハイライト!

エメラルドグリーンの海に白い砂浜、

極上リゾートザンジバルです!!! 

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到着したホテルは、テレビがあり、ベッドがあり、

冷蔵庫とトイレバスが部屋の中にあり、

 

「現代社会に戻ってきたね!!!」

と感動しました。なんせテント暮らしが長いもので…(笑

 

みんなはツアーなどにでかけましたが、

Hiro&Kumiは別行動で、ローカルプレイスを散策しました。

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 アフリカンアートです。

 

ここはイスラム色が強く、あちらこちらにイスラムの人々を見かけます。

決められた時間にするお祈りの曲が街中に響きわたります。

 

建物なんかもイスラム系なので、

「なんか中東にいるみたいだね」

って思えるような場所です。

 

海沿いにあるサンセットを見る場所は

夕暮れ時になると、出店がたくさん現れて

お祭りのような雰囲気になり、面白かったです。

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その後、トラックツアーでアジアンフードに飢えていた為、

かねてから狙っていた麻婆豆腐と酢豚を食べに

チャイニーズレストランに行きました。 

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しかし!!!

 

「豆腐はおいてないんですよ」

 

「じゃあ、豚は?」

 

「イスラムの人多いので豚はありません」

 

「…」

 

無念です…。しかし、エビチリ、チャーハン、野菜炒めと

ビールにザーサイ、ラストにジャスミンティーと、

懐かしい食事に感動しました。

(食べるのに熱中して写真忘れました 笑) 

 

その後夜の屋台も見に行くことに。

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夜の顔はまた別の魅力があり、もの凄く活気がありました。

 

 

35日目(7月14日) Zanjibar

昼過ぎに移動開始して、リゾート地に到着。

 

部屋の隣の隣にアジア人がいたので話しかけたら、

韓国の男性で、彼女が日本語話せるらしく、

紹介してくれて、4人で夜にワインを飲む事に。 

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客引きに「クルーズしない?」っていたるところで言われます。

しかし、思ったほど何もないというか、期待はずれな感じというか…。

 

 

「あれっ!?ここはずしたらまずくない??()

ともかくレジャーシートに寝転がって太陽浴びて

海に入に入ったり、久々の「夏」感じました。 

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そして恒例のサンセットタイム。 

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夜の待ち合わせの時間まで

超ローカルの場所を散策してチキンとオムポテトを食べました。 

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現地の人が食べている食事です。200円くらい。

味はポテトと卵とチキン。そのままです(笑

そして夜… 

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宿泊先風景。

 

 7月14日21:00。

一夜限定のアジアンカフェがオープン。

部屋の前の何もない空き地が、小さなイスをテーブルにして、

その上にワインとスナックが彩られている。

 

それを4つのイスでに囲んで、

星空の下の素敵なカフェを二人が用意してくれていました。 

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人の心っていうのはそういう「何気ないところ」に

言葉以上に伝わるものなのです。

 

YURIちゃんは日本と韓国で本を出版している小説作家で

タイでは既にドラマ化されており、

これから台湾でもドラマ化される予定だそうです。

 

また、SMAPの香取慎吾さんが韓国に来たときに

通訳をするなど、マルチな才能を持つ女性です。

 

彼氏のHWASEOP君は、一人でキリマンジャロに挑戦する勇敢な心と

彼女が日本語を話す中、彼は日本語が分からないにもかかわらず、

何時間もずーっとニコニコ笑って彼女を見守っていた、

男気のある心温かい男性です。

 

彼女は札幌に少し住んでいた事もあり、

Hiroもワールドカップで韓国が

準決勝まで勝ち進んだときにソウルにいた事もあり

話は尽きることはありません。

 

夢の話や将来の話など、初めてあったとは思えないほど

気持ちのいい時間を過ごすことが出来ました。

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その後、楽しい会話は5時間程続き、夜は静かに更けていきました…。

その時の女目線ブログ≫  

 

 

こぼれ話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

日中にYURIちゃん達と偶然ビーチで会った時に果物をもらいました。

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果物を入れていた袋が地元北海道の袋。

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サンセットかま栄バージョン。

ザンジバルでかま栄を見れるとは思いませんでした(笑



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