ダライ・ラマ14世ティーチング

4,December,2011

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ダライ・ラマ14世 ティーチング1日目

今日から3日間のダライ・ラマ法王のティーチング。

http://www.dalailama.com/

チベット寺院には世界中から約5000人が集まるそう。

日本語の他にも各国の通訳をラジオで聞くことができます。

携帯やカメラなどの持ち込みは禁止なので

外では厳重なセキュリティチェックが行われていました。

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9時半~11時半、13時~15時半までの法話は

午前は基本的な仏教の話だったので、理解できたものの

午後からは専門的な話になって、急に難しくなりました。

今回のティーチングのテーマ、「止と観」

とても難しいテーマなので、今日の法話の復習をしなくては・・・。

ダライ・ラマ法王 日本代表部事務所

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ダライ・ラマ14世 ティーチング2日目

私の斜め向かいに座っていた、チベット人のおばあちゃん。

おばあちゃんは、どんな時も笑顔で、近くに座っている人達にも気を配り

周りの人に対する思いやりの気持ちを持っている人でした。

おばあちゃんは、何にも執着していないようにも見えました。

自分の居る場所も、食べ物も、皆でシェアしようとしていました。

与えることができるのは、執着していないからなのかもしれません。

ダライ・ラマ法王のお話を聴いて、このおばあちゃんこそが

仏教を「実践」している人、本当の仏教徒なんだなって思いました。

「愛と慈悲の心を持つこと」

法王が何度も繰り返していた言葉ですが

実践できている人は、なかなかいないんじゃないでしょうか。

目に見えないものほど、大切なことがある。

宗教は、心の幸せに気づくためにあるのかな。

ニコニコ笑っているおばあちゃんの顔を今でも思い出します。

敬虔なチベット仏教徒の姿は美しいね。

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ダライ・ラマ14世 ティーチング3日目

今日の午前で、ティーチング終了です。

3日間のダライ・ラマ14世の法話、とても難しい内容でしたが

仏教について、チベットについて、ダライ・ラマについて

色々と考えるための、いいきっかけになりました。

チベットに行ってから、亡命先のダラムシャーラーを訪れたのですが

ダライ・ラマ14世の写真を飾ることすら禁じられている、チベット本国に対して

ダラムシャーラーでは、どこに行っても、ダライ・ラマ14世の写真が飾られていました。

そして、テレビでは、チベットチャンネルで毎日のように、ダライ・ラマ法王のお話を聴くこともできます。

「チベットは中国の一部ではない。チベットを守ろう。」という言葉もよく見かけます。

ここにいると、「チベットは中国の一部」と主張しているのは

中国だけなんだということが、よくわかります。

政治的・宗教的指導者として、世界的に平和活動をするダライ・ラマ法王。

お姿を見ていると、とても精力的で、エネルギーに満ち溢れています。

そして、その笑顔をお目にかかった後には、なぜか不思議と温かい気持ちになれるのです。

観音菩薩の生まれ変わりといわれる、ダライ・ラマ14世ですが、いい意味で、すごく「普通」でした。

テレビで見ても、実際にお姿を見ても、全く印象は変わりませんでした。

誰に対しても、公正で飾らなくて、いつでもフラットな、ダライ・ラマ法王、本当に素晴らしかったです。



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