リアルアフリカン

25,July,2009

  

今回のブログについては、正直公開しようか結構悩みました。

苦い想い出ほど人を成長させると思うので、あえて公開することにしました。 

この週の話は、あくまでも「私の感じ方」であり、「私達だけ」が体験した事なので

通常はそのような事はない素敵な会社だと思います。

 

 

オーバーランドトラックツアー22日目から28日目

  

22日目(7月1日) Lusaka

気持ち新たにアドベンチャースタート出来るかと思いきや

なんと大変な事が勃発しました。

一言で言うと「支払に関する行き違い」が発生したのです。

  

私達のツアーはケープタウン→ビックフォールズ+

ビックフォールズ→ナイロビまでの

2つのツアーが組み合わされているものなので、

ガイドと会社の伝達がうまくできていないようなのです。

 

「追加支払をしなければツアーには連れて行けない」

「いや、何度も確認して全部払っている」

 

そんなやりとりが続き、確認が取れないまま

とりあえず、こんなところでおいていかれても困るので車に乗り込むことにしました。 

  

今日は600キロ以上の移動。

オーバーランドトラックツアー中、最長移動です

 今回は12時間近くかかりました。

 

夜はたまたまキャンプサイトで無線LANが使えたので

ケニアからヨハネスまでの飛行機を予約。

スピード遅いとネット作業も結構ハード。 p7020014

 寝たのは24時過ぎ。

 

 

23日目(7月2日) Chipata

誰よりも早く起きて、シャワーを浴び、テントをたたむ。

今回のツアーはメンバーと内容を見ても

前回の「アドベンチャー」という感じよりは

「リラックス」的感じが強いような気がします。

  

参加メンバーも、家族連れや、夫婦、年齢も50代の人もいるようで

しっかりとした仕事をしている人が多いようです。

 

そして今日も長距離移動。

朝に小さな町で必要な物資を買い込み、

今日も12時間近いドライブ。

p7020023途中にあったお店でアゲパンのようなものを買う。

 

さすがに長旅に少し疲れました。

2人でする旅は「自分のペースで動けますが」

ツアーは「集団行動」なので疲れます。

 

「食事当番」「片付け当番」「食後のゲーム」とか…。

ツアーが変われば、メンバーも変わり、過ごし方も、やり方も違います。

それでも前回のツアーでの反省点や教訓を生かし、

今回は積極的に動くよう心がけています

 

ディナー後にガイドが

「オフィスからの答えがあった」との事で

人のいないトラックで3人で話し合う。

  

結局、残念な結果。

私達にはろめたいことが何もないので、

はっきりと「納得できない」と伝えました

 

今回はぶつからないよう、彼の立場も考慮し、

お互い協力してこの問題を解決しようとの事で

話を終わらせる事に

 

 

24日(7月3日) South Luangwa National Park

「夜に残ったライスを使わないなら食べていい?」

昨夜聞いていたので、ツアー始まって以来初めて

朝から味噌汁と米の朝食が食べられました。

 

今日は国立公園に向かいます。

途中ローカルのショップに立ち寄ります。 

p7030034

子供服店です。

 

ブラブラ歩いていると、

「いつか日本に行きたい」という男性が話しかけてきたので

景気の事や、人々のことなど、色々と話し込んでみました

 

というのも、私はいつも町や村を見ると

「ここで暮らすなら何をするか?」

「ここの町を発展させるなら何をするか?」

 

そんな事をいつも考えているので、

現地の人との「生」の話は楽しく、非常に有益な時間でした。

 p7030036

町の子供達。外人さんを見ると集まってきます。

その後、ザンビアの学校を視察。ペンやノートなどを寄付します。

 p7030063

そしてザンビアの布工芸の工場を訪れます。

 p7030073

 p7030078

今回のツアーは「観光地」っぽくなく、白人もいない

リアルアフリカを見れているので、今までと違い新鮮です。

 

そして、国立公園到着。ここのキャンプサイトは

「600メートル先にゾウが出た」

「2日前にライオンとヒョウがすぐそばにいた」

「今日の朝カバがいた」

そんなところです。

  

危険な動物としてはライオンを一番にイメージしますが、

カバが一番人を殺しているそうです。

 

日本で「ワイルド」っていうと野生的なイメージですが、

ここで「ワイルド」と使われるときは

超危険」という意味です。

 

水の近くは危ないにも関わらず、

最高の景色が見たい為、最高の場所にテントを設置。

 p70300871

 

p7040092

気持ちのいい場所です

  

 

のんびりしていると目の前をサルが通っていきます。

洗濯して、サルに洗濯物を取られないよう見張りつつ

穏やかに過ごしました

 

 

p7040102

今は引退された、電話会社を創業した経営者の方です。男の生き方は背中に現れます。

 

 

ディナー後また例の件でガイドと話す事に…。

私達に話をした担当者が見つかったが、

「彼はそんな事は言ってないとの事」

 

このままではらちがあかないので妥協案を提案する事にしました。

彼自体に決定権がない為、携帯ピコピコいじりながら

わずらわしそうな対応に腹が立ちましたが、

敵に回してもなんの得もないので、ぐっとこらえる事にしました

なんとか早く解決したい。

  

 

25日(7月4日) South Luangwa National Park

昨夜夜中に目を覚まして、トイレに行くと、

「最高に危険」なカバとトイレ前で遭遇。

 

一瞬、頭にドラクエのコマンドが浮かびましたが

「なにもしない」でカバが去るのを待ちつつ、その場を離れました。

 

その後、夜通し、カバのうめき声が近くから鳴り響き、

気味悪い中テントで眠りにつきました。

 

そして、そんな夜を過ごした後

朝のんびりと眠り、眺めのよい川の前で目を覚ました

 

ここは暖かく過ごしやすい。

昨日の事もあり、モヤモヤとした気持ちだったのですが

何とか気持ちを切り替えようと、ビール飲みながら、

プールサイドで日光浴をしました。

 

今日はみんなオプショナルツアーなどでフリーの日ですが、

私達はツアー会社からの連絡を待っていました

 

夜はナイトサファリだったのですが、

それに参加すると後々「もっと払え」とか 

言われるのが嫌だったので拒んだのですが

 

既に支払が終わってるから、何も変わらないと言われ

仕方なく行くことにしました

p7050122

行ってみると結構楽しく

早朝・日中・夕方・夜のサファリを全制覇出来ました

 こんな感じで道なき道を走ります。

獣の気配を感じます…。

「何かの」声が聞こえるというので息を潜めます…。

ついにビッグ5発見!!この雄叫びは5キロ先まで届くそうです。

今まででここのサファリが一番よかったです

私達はどんな状況でも楽しむのが得意なのです。

 

とにかく明日からマラウィ入り。

今、審判はオーナー決済待ちらしいのですが、

土日に入るのでどうなるものやら

 

 「土日だろうが夜だろうが携帯あるなら迅速に対応して欲しい」

 そんな日本人的感覚はここでは通じません。

 

 

26日目(7月5日)Malawi-Luwawa Forest

5時起きで出発。今日は国境を超えてマラウィ入りします。

 

途中、町で買物等を済ませたのですが、

会社から「支払うか、それともどこかの町で今すぐ降ろせと命令された」とか。

 

いきなり知らない町で降ろせという、その感覚が信じられませんでしたが

こちらも理不尽な事には、従うわけにもいきません。

最近ずーっとそんな話が続いています。

 

面倒なので決裁権のあるオーナーと直接対話を望んだのですが、

「日曜日だから」という理由で無理でした。

 

それでもあきらめず担当者を調べだし、

直接話をするところまでいきましたが

 

「私の責任ではない」とか

責任を他のスタッフになすりつけるだけ。

 

しかし、あきらめず交渉と事実確認をし、

なんとかミスを認めてもらい、話を片付けました。

  

真実が証明され6万近くディスカウントしてもらう事になりましたが、

金銭的なトラブルは本当に精神をすり減らします。

心から喜べない、嫌な体験でした…。

 

 さて、今日から国境を越えて7カ国目。。

気持ちを切り替えて、思いっきり楽しみます!!!

 

その後、真っ暗な中19時位にルワワフォレストに到着。

何もなさそうだけど…。なんかあるのかな?  

 

 

27日目(7月6日)Malawi-Luwawa Forest

朝食が8時なので、のんびりと眠る事が出来きました。

 

朝起きて周りを見渡してみると景色のよい、

のんびりとした森と湖があり、

朝食後、二人でトレッキングに出かけました。

戻ってきてからは久々にヨガをして、自然と一体化。

 

 「気持ちいい」

と思って瞑想している時に蚊に囲まれ

あっという間に刺されました…。

その後ロッジでのんびりと過ごす事に。

 p7060002

 ツアーに参加して思ったことは

やはり「個人旅行」のほうが好きだということ。

 

何かを人に任せると楽な事もあるけど、

自由度が減るし、縛りも増える。

 

 自分で調べ、責任を持って動く事は大変だけど、

人生も同じで、人に引っ張ってもらうより

自分で切り開く方がいい。そのほうが達成感がある。

 

 

何にも誰にも縛られたくないと思った夜でした。

 

 

28日目(7月7日) Lake Malawi

今日から国土の20%を湖で占めるマラウィ入り。

湖なのに白砂のビーチで、ご機嫌なリゾートだというので

楽しみにしています。

 

途中、スーパーでいつものように飲み物など買い出して、

マラウィのキャンプサイトに到着。 

p7080036

何もないけどのんびりできそうなところ。

サンセット見ながら、ビールとワインで会話して

ディナー後に二人でビーチを散歩した。

 

遠くに火の明かりとジャンベ(アフリカの太鼓)の音が聞こえたので

行ってみると、現地の少年達(22歳前後)が火を囲んで盛り上がっていたので

混ぜてもらうことに。 p7080059

歌ったり、踊ったりしてくれているので

「この曲何?」って聞いてみたら

「歓迎の曲なんです」と言ってくれ、手厚くおもてなししてくれた。

  

それじゃあ、という事で、バーに行ってビールを買い込み、

みんなにあげてパーティースタート。

 

Kumiは昔和太鼓をやっていたので

リズム物は得意でアフリカンメンバーとセッション。

 

男ばっかり8人位いるから、

「何で女の子いないの?」って聞くと

「女性は仕事がハードなのでもう寝てます」との事。

アフリカは「ママアフリカ」が動かしているのでしょうか?

その時の女目線ブログ≫ 

 



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