別れの美学
☆
7月29日 歌舞伎町ネットCAFE
・・・☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人は個性的だから別々の事をしたほうがいいよ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆
『俺、もしかしたら、これを伝えにきたんじゃないかな?』
突然マウイに再来したあの時から、一年とちょっとの月日が流れた…。
意識したわけじゃないけど、その提案をやり終えた直後の再会になる。
彼がきっかけでボードも作ったわけだし、気付くと旅のターニングポイントには牧さんがいる。
この旅でお会いするのは3回目。サーフィン・ヨガ・旅と共通点も多い。縁の深い人なんだろうな。
朝、成田についてそこから新宿へ向かい残り一ページだったパスポートを増刷。
ヨドバシ行ったり買い物終えて、歌舞伎町のサウナで一休み。
北島康介選手をテレビで応援しながら夜の牧さんとの再会を待つ。
☆
牧さんといていつも勉強になるのが話し方。
普通 『○○をお願いします』というところを、牧さんの場合
『○○にしましょうか』っていう言い回しが多いように思う。
周りにいる人のペースを尊重しながら物事を進めるのが習慣になってるんだろう。
さすが監督さん。仕事柄が話し方にあらわれてるよね。
☆
「何か一つ選べって言われればサーフィンかな」
世界中でおもしろい人達と、おもしろい事を仕事にしてる牧さんを
心から楽しませるカードを当時の俺は持ってなかったかもしれない…。
しかし、それから一年。「楽しい事探してきてよ」というミッションの元
見つけた最高のボートトリップや、各国の波の話など伝えたい事がたくさんある。
そして同じグーフィーフッター。この楽しさ、この感動を是非シェアしたい!
24時には撮影の為に出発しなければいけなかったのに
気付くとワインは2本空いて、再会を誓って別れたのは26時を回っていた。
☆
世界中を旅をして数え切れない人との出会いと別れを繰り返してきた。
人は別れ際にその人本質が見えるものだと思う。
彼はいつも別れ際に、心に温かいものを残してくれる。
月日が流れても、その瞬間を思い浮かべると、なぜか心が温かくなる。
それが牧鉄馬の魅力なんだろう。
☆
牧さん、仕事一区切りしたら顔クチャクチャにして笑いながら
夕日の中で最高の波に乗りましょう。いい場所見つけておきますね。
その日を心より楽しみにしてます。
楽しい夜をありがとうございました。