世界で一番楽しい事 Day11

18,August,2011

7月24日世界で一番楽しい事 Day11

船は大きく揺れながら一晩かけて19日にサーフした「チャーチ」まで戻った。

波は4ft位のグーフィーでメローな波。他のボートも3隻くらい止まってちょっと混雑。

俺が起きたらみんな海入ってて撮影もやってたからポイントに向かったんだ。

2本乗ったけどパッとしなくて、3本目に「よしっ!」って決めた時はカメラいないんだよね。

まあ、いいやと思ってさ、ちょっと腰すえてのんびりやってみたんだ。

でもダメよ。集中力切れちゃってね。なんでもダラダラやればいいってもんじゃないね。

それでね、その後久しぶりにヨガやったんだ。「Jazzヨガをやってみようと!」

結果、音はないほうがいい事に気付いたよ。グラグラしながらやる船のヨガ。

無数に押し寄せて揺れる波は、すごく不安定で人の心のようだと思ったよ。。

朝もパッとせず、昼もパッとしなかった今日のサーフィン。暑い日ざしが弱まってきた頃

ふと、「帽子も被らず、Tシャツも着ないで裸で行こう」って思ったんだ。

なんか余分なものおいて、自分と自然をナチュラルに調和させてみたくてね。

夕日が雲に見え隠れする中、いい感じの波を2本乗った。最後はバシバシあてこんでさ。

カメラもない。同じボートのメンバーもいない。俺一人と他のボートの3,4名。

やっぱ俺は一人の方が調子いいみたいね。でね、気付いたんだけど、

サーフィンにおいて俺って「自己イメージ低い」って事がわかったんだよね。

まわりみんな上手いからさ。イメトレで自己イメージがんばってあげてみるよ。

「3本いい波に乗る」そう決めてた最後の3本目。これがなぜか中々こないんだな。

日も落ちて空がピンクに染まり、辺りが暗くなり次が最後の波だとおもった。

すると見えなくなる寸前にセットが入ったんだ。必死にパドルしたんだけど、

取りこぼしちゃって諦めそうになったときに、裏にもう一本入ってたんだよね。

隣の奴もパドルしてたんだけど、「行くのか?」って聞かれ、俺の波だったから

「行くぜ!」って手を上げてフルパワーでパドル!!

波の下が暗くて見えなかったけど気合で板を押し込んだ。

あきらめずに最後の最後で掴んだ波。残ってるすべての力を搾り出す。

わずかに残る夕日の色がガラスのようなフェイスに映し出され

幻想的な波の斜面がどこまでも続き、スマトラの自然と一体化した自分がいた。

美しい輝きを放つ波が長い旅路を終ると共に、今日一日のサーフィンも終了。

バッチリ納得のロングライドを決めた終えた瞬間、暗闇の中から誰かが叫んだ。

Good Job!」

thanks」って口に出す力残ってなかったから

右拳握り締め高々に手を上げてそれに答えた。

あの時の俺、最高の笑顔だったろうな。

Good Job!!」今もあの声残ってるよ…。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ To be continued


v8Ntj



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