水墨画の世界
5月27日Shanghai~Guilin
上海から桂林までは飛行機で移動です。
時間をかけて列車の旅もいいけど、たまには高速移動もありかなと。
たまに使うと、やっぱりラクです。
桂林は「水墨画」の景色が見れる場所に行くための拠点になる場所。
ここで1泊して、明日は船に乗って移動です。
5月28日Guilin~ Xinping
桂林から陽朔(Yangshuo)まで4時間の船の旅。
これから、水墨画の景色が延々と続きます。
中国の旅は都会ばかりだったから、こうして自然に触れると、とても気持ちがいい!!
美しい水墨画の景色を眺めながらの船の旅
陽朔に着いたあとは、ここからシンピン(Xinping)という町までバスで移動。
のどかな景色を抜けると、また違った水墨画の景色が楽しめます。
夕方サンセット時期を狙って、竹で作ったバンブーボートに乗ることにしました。
途中、地元の女性達にサインを求められるヒロ君!!
・・・だといいのですが、これはバンブーボートの値段交渉中。
「いくらならいいの!?」「ここに値段書いて!!」と女性達は紙とペンを手にして必死の形相。
その姿を見て、私は大爆笑でした。
そして・・・シンピンで見たかったのは、この景色!
まさに「水墨画の世界」でしょ?
5月29日Xinping~ Yangshuo
早起きしたヒロ君が「この景色は見たほうがいいよ!」と私を起こしてくれました。
行ってみると、ちょうどお日様が上がって、川に映る美しい光景。
朝からこんなに美しい景色が見られて幸せだね。
陽朔に移動して、夜は水上ショー「劉三祖 Impression」を観に行きました。
水墨画の景色・・・うっすらと見える山々をバックに演出されるショー。
こんなにスケールの大きいエンターテイメントを見たのは初めて。
5月30日Yangushuo~ Guilin
陽朔の町並みです。
時間があれば、この町で長居したかったな~と思うほど、すっかり気に入ってしまいました。
のんびりしていて、自然豊かで、本当にいいところ!!
こんな滝もあったり・・・。お散歩するのも楽しいね。
夕方には、桂林に戻ってきました。
これから列車で、香港と中国の国境沿いの街・深センに向かいます。
深夜特急の中では、沢木耕太郎の「深夜特急1」を読みながら・・・
この話はちょうど、香港・マカオ編。
香港に向かう深夜特急の中で、深夜特急を読む。
なんだか同じ気持ちになれるから嬉しいね。
最後に中国の一番の思い出(?)・・・「没有」(メイヨウ)
「ない」「ありません」って意味なんだけど
この言葉、本当によく聞いたな~。