モンゴルまでの列車の旅
5月7日~8日 Beijing~Ulanbator
北京からモンゴルの首都ウランバートルまでは、約30時間の列車移動。
今日は奮発して二人部屋の寝台列車を予約。
「列車の旅」を楽しむことにしました。
もともと、移動は大好き。
物思いに耽ってみたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、勉強したり
自分の時間がたくさん作れるからね。
今日読んだ本は、ヒロ君が大絶賛していた・・・
「魂の目的」ソウルナビゲーション
~あなたは何をするために生まれてきたのか~
この本からは、「生きるためのヒント」を与えてもらったと思う。
人にはそれぞれ、「9年周期」というものがあるんだって。
調べてみると、偶然にも、私とヒロ君は同じ人生の周期で生きていた。
今年は、私と彼にとって、9年周期の最後の年。
そして来年は、新たなスタートを意味する9年周期の最初の年。
世界一周の旅は私達にとって、スタートではなく
「新たなことを始める」ための準備期間だったみたい。
お互いの過去を振り返ってみても、この9年周期がすごく当たっていて
私達の人生の転機って、二人が知り合う前からピッタリ一緒だったことがわかった。
結婚して私自身、本当に変わったと思うし
いつも一緒にいてくれるパートナーに改めて感謝。
この本を読んで、彼は出会うべくして、出会った人なんだなぁと思って嬉しくなった。
人それぞれ持っている「人生の周期」
それがわかると、今、自分が何をするべきなのかがわかるはず・・・。
そのあと、マザーテレサのDVDを見た。
「受け入れること。ありのままを受け入れること。」
全てを捨てて、貧しい人たちの為だけに生きる、マザーテレサとシスター達。
家族も、今までの生活も全て捨て、何も持たずに「愛の奉仕」だけに生きる。
でも、それを出来る人はなかなかいない。
きっと、ここで働く全ての人が「神に選ばれた人」なんだろう。
そんなことを思いながらDVDを見ていた。
・・・ふと、窓の外を見ると、まだ雪が残るモンゴルの大草原が目に入ってきた。
気が付けば、随分遠くまで来ていた。
長いようで、あっという間に過ぎていく道のり。
変わり行く景色を眺めながら、自分自身と対話する時間。
忙しい日々の中では感じられないような「感情」を
ゆっくりと紐解いていけるのも、こうした移動時間だったりする。
旅は人生のようなもの。
どんな時も進んでいるし、過去も現在も未来もレールのように繋がっている。