カルチャーショック!?

27,May,2011

  

51日 済南

  

 

青島発 二等車両に乗って済南へ。

2時間半の列車の旅は意外と快適であっという間だった。

済南は、北京行きのチケットが取れなかったために「通過地点」として訪れた街。

青島滞在中は、慣れない国と慣れない中国語にイライラすることも多かったし、

新しい街に来て、気分転換ができればいいなと思っていたところ。

 

  

済南駅に着き、タクシー乗り場に行くと、何組もの人たちがタクシーの取り合いをしていた。

お金を握り締めてタクシーを無理やり停めようとする人がいたり、

向かってくるタクシーの窓を叩きながら走っていったり・・・。もう、めちゃくちゃ。

  

「並ばない文化」

そのことは韓国発・青島行きのフェリーで理解していたつもりだったけど

誰もが並ばないから、車の取り合いになって余計に時間がかかってる。

「効率悪くない??」って思ってしまうけど、これが文化なのかな。

どこに行ってもこんな光景を見かけるし、「順番」なんて関係ない。

  

 

 

中国は世界的に見ても、距離的には日本から近い国。

だけど、全く違う文化、全く違う常識を持つ。

そのことに、大きなカルチャーショックを受けた。

そして、なんだか疲れ果てた・・・。

  

  

 

 

タクシーに乗って、ホテル検索サイトbooking.comで予約したホテルに到着。

済南ではYHや安宿ではなく、普通のホテルを予約していた。

結構、立派なホテルで「良さそうだね~!!」なんて話しながら

レセプションに行ってみると・・・・・・全く英語が通じない。

 

予約確認書は手元にあるし、そこには私達の名前も、支払う金額も、部屋も書いてあるのに。

 

「チェックイン」すら通じないし、名前を言っても伝わらない。

電子辞書を取り出して、用件が書かれた中国語を見せても

なぜかわからないと言うし・・・・・・・・・。

 

随分長い時間待たされて、受付では3人がかりで私達の予約の確認を始めた。

 

そして、それから更に長い時間待たされて、ようやく予約内容を確認できたようで

ルームキーをもらい、部屋に入ることができた。

  

  

・・・・と、まぁ、色々あったけど、なんとか無事チェックインできたので一安心。

部屋は綺麗だし、2日間のんびり過ごせればそれでいいかな・・・。

  

  

  

 

 

 

52日 済南

  

朝6時前にすっきりと目が覚めた。

体内時計が乱れて夜型の生活になっていた韓国から、徐々に普段の生活を取り戻しつつある・・・。

  

  

 

「ここでは真剣に中国語を覚えないとダメかも・・・!」

そう思って、昨日の夜、自分で「旅の中国語会話帳」を作ってみた。

ノート3枚にまとめた紙を持ち歩いて、ホテルの受付やデパートで話しかけてみると・・・

あれ?ちょっと会話になってる!?

言葉が通じると、やっぱり嬉しいものです。

  

どこに行っても英語が通じると思ってはいけない。

「郷に入れば郷に従え」

「ここは中国なんだから、中国語話して当然だ」

そう言われても仕方ないもんね。

  

 

どこにいっても意外とすんなり馴染める私ですが、

中国の旅はちょっと手こずってます。

自分なりに少しづつ努力はしてるんだけど・・・・・・。

まぁ・・・・・・・頑張ります!

 

 

 



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