思い出の品
4月25日 Myeongdon House
サムソンゆりちゃんとランチ→チョンダム→ホンデ→サンチョンドン
ゆりちゃんありがとう。またね~。
おおきなクミコのバックパック
~思い出の品~
「you can’t have everything」
旅で持てる荷物は限られている。
それは人生も同じ。全ては持てない。
アジアの旅に備えて軽量化する為、
共に歩いてきた仲間との別れの儀式。
ローマで購入したポット
あなたのおかげで物価の高いヨーロッパでは大助かりでした。
ローマでパスタを茹でたり、パリでシャプシャプを食べたり
ボリビアではポット使ったせいで、電気落ちて真っ暗になったよね。
本当にありがとう。
アンティグアで購入したパナマ帽
あなたがいてくれたおかげで
強烈な日差しから頭を守る事ができました。
歴代4代目の帽子。洗って使ってよくもちましたね。
本当にありがとう。
そして最終日くぅとバックパックの別れがやってきた。
丈夫な後ろの金具部分が折れてしまい
ソウルで購入した2代目のK2のバックパック。
どうも前と使い勝手が違うらしく戸惑っている様子。
「なんか違う。。」
それは前の彼氏を忘れられないまま、
新しい人との生活を始めるようなもの。
一緒に過ごした忘れられない遠い日の思い出…。
俺らはバックパックを選ぶのに一ヶ月以上使って慎重に選んだ。
機内持ち込みサイズにするか、車輪付にするか…等。
真剣に吟味し、心から納得し選び抜いた最愛のパートナー。
選ばれしカリマーのフライヤーは
世界一周開始から共に歩いてきた大切なバック。
俺らの旅を最初から見守り、全ての荷物を守り続けてくれた。
でも、それも今日で終わり。
ここで捨てなければならない。
家を出る時からずっと一緒だったバック。
旅が終わった時も一緒に連れて帰りたかったバック。
いつか子供が出来た時
「父さんと母さんが旅した時に使ったバックだ」
なんて好きな人と一緒に行く時に使ってもらえたら夢があったな…。
最初はくぅもなんとも思ってなかったらしいが
気付くとひざを抱えてうつむいて悲しんでいた。
「本当に色々あったな。。。」
文字通りここまで一緒に歩いてきた。
バック選びからここまでの旅の事を思い出して泣けてきたらしく、
「何泣いてるの?」と言ったものの、気付くと俺ももらい泣きした。
2年間どれだけの苦難を共に乗り越えてきたんだろう…。
バックの魂を感じたよ。
君の一部を持って旅を続けるよ。
みんなで旅立った家へ、共に帰るその日まで。
ありがとうね。感謝してます。