笑顔になる音
7,April,2011
3月11日~13日 Perth
バイロンベイを出てから休む暇もなく動き回っていたので
私達の疲れも限界に達していた。
パースでは観光する元気もあまりなく、街並みを見る程度の観光しかできなかった。
今までオーストラリアの都市をいくつか見てきたけど、実はどの場所も同じような印象を受けていた。
その中でも、パースは個性的。
多くの移民を受け入れていたということもあって、他民族都市ということ色々な人がいるから面白い。
私はこの街がすっかり気に入った。
パース滞在最終日の13日は、気になる公演があったので出かけてみた。
The Astor Theatre, Perth
Les Freresとは、フランス語で「兄弟」という意味とのこと。
日本から来た兄弟のピアノデュオは「キャトルマンスタイル」という独自のスタイルで演奏された。
一つの映画を見ているかのような、変化のある楽曲。
日本人らしい繊細さを感じさせながらも、リズミカルな表現。
何より、二人が一番楽しそうに演奏をしているので
つられて笑顔になってしまうのが良かった。
音も良かったけど、笑顔が心に残る。
とても素晴らしい楽曲と、気さくな人柄がミックスされて彼らを作っている。
・・・そんな気がした。