呼吸

4,March,2011

2月22日 Byron Bay

引き続き熱

サーフ予定完成!!

グラタン

 

2月23日 Byron Bay

キルタン

消えた?

バックパックに荷物を詰め始める

 

 

 

 

 

~呼吸~

 

 

これから不思議な出来事について話します。

 

 

話すと長くなるんだけど、話さないとわからないので

記憶の糸を手繰り寄せて、書いてみる事にします。

 

 

 

 

事の始まりは2日前。

サーフィンをしてる時に「呼吸」を意識してやってみた。

サーフィンは恐怖と興奮が入り混じるスポーツ。

体を動かす意味でもハードなので息が乱れやすい。

 

 

「瞑想するようにサーフできないのか?」

そう思い、呼吸が一定になるように息に集中して

サーフィンをすると、驚くほどリラックスし、驚くほど波が取れるようになった。

 

 

これを日常生活でもそのまま持続できないのか?

どんな状況にあっても、焦らず、怒らず、いつも呼吸に集中できる

そんな風に過ごせば、何にも影響を受けず、

気持ちのいい毎日が送れるのでは?と実践していた。

 

 

 

 

 

すると。。。

 

 

 

突然、自分にとり憑いていたかが「何か」が消えたような気がした。

上手に説明できないんだけど、「何か」がふと、なくなったような気がした。

 

 

 

 

 

実は10年以上ずっと喉の調子が悪かった。

それが突然治ってしまったような気がしたんだ。

 

 

 

 

 

20歳位の時に蓄膿といわれ鼻の手術をした事があった。

鼻の隣の空間に膿がたまり、それを穴を開けて貫通させ洗い流す手術だった。

 

 

それ以来自分はずっと蓄膿なんだと勝手に思い込んでいた。

何年か後、しばらくすると似た症状が再び現れ、

鼻水がずっと上あごにさがってくるような感覚が続いた。

 

 

 

病院に行ってみると

「それは○○菌で最近肺に入って亡くなった方もいるんですよ」

「とりあえず、これで鼻洗って」

 

とペットボトルのようなものを吊り下げ、

そこに水をいれて鼻を洗う器具を買わされた。

吐き捨てるような横柄な態度で、カルテを机に投げ捨てる

今まで見た事無いほど横柄な医者で、腹立たしかったが

「この人が救ってくれるんだ」と思うと、従うしかなかった…。

 

 

 

 

それから、ずっと自分は鼻が悪いと思い込んでいた。

しかし、何ヵ月後かにその医者は新聞に載っていた。

 

 

 

 

「詐欺まがいの診察の医者捕まる」と。

 

 

 

 

 

このブログを見てる人はわかると思うけど、

俺って、良くも悪くも思い込み激しいのね。

で、人間って思ったとおりになるじゃない?

 

 

あの医者は詐欺で、行ってる事が正しくないならば

この鼻水がさがってくるような感覚は何なんだろう?

俺はいったい何の病気なんだろう?そういう疑問がわいてきた。

しかし、狂ったように働いてた時代、処置されぬまま時間だけが過ぎていった。。。

 

 

 

 

しかし、あまりにも喉に負担がかかりすぎるので

ある時意を決して本気で治療してみようと思った。

 

 

 

 

会社の同僚の勧めで、耳鼻科を紹介してもらった。

いい先生だったけど、何ヶ月か通ったが一向によくならなかった。

違う病院にも行ってみたが、みんな言う事がバラバラ。

 

 

 

「精神的なものじゃない?」

という意見もあったので、メンタルクリニックにも言ってみた。

そこの医者はどう考えても、俺よりもメンタルがおかしく変な人だった。

 

それでも納得できる答えを探すべく、あっちこっちの病院に行き続けた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

蓄膿ではないですね。

喉の裏側が腫れてますよ。

喉の裏が炎症起きてます。

喉の裏には何もないですよ。

それはストレスですね。

気のせいじゃないですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

いったい何を信じればいいんだろう・・・?

 

 

 

 

「世界一周すれば治るんじゃない?」

 そういう意見もあったが、結局は変わらずだった。

そんな時、マウイでカイポを紹介され診断してもらった。

ククイナッツは結果的には治らなかったけど、

「それは100%精神的なものだよ」っていう解釈は腑に落ちるものだった。

 

 

 

この症状がひどくなるのがパソコン作業をやってる時とか

イライラするときにでるというのは、くぅにも言われて自覚していた。

結構苦しいんだよ。息が浅くなり、ハーハーいうようになったりして。

そんな10年以上も苦しめられてきた症状が突然、なくなってしまった。

 

 

 

 

また、もとに戻るんじゃないかな・・・?

 

 

そんな不安もあるけど、でも、何か突然消えたような感覚なんだ。

一体なんの為に俺にそんな症状が現れ、なぜ消えていったんだろう?

本当に今、思い返してみると何かにとり憑かれていたように思える。

 

 

 

 

「何の意味があってそんな事になってたんだろう?」

起こる事には必ず意味がある。原因と結果が必ずある。

 苦しかったけど、何か学ぶべき意味があったんだろうね。

 

 

 

 

自分の中にある、強烈な自我。。呼吸をする事で自然に自分を合わせていく。

自分のペースで物事を動かすのではなく、相手のペースに自然と溶け込んでいく。

サーフィンしてると波は絶対に合わせてはくれない。こっちが100%自然に合わせなければいけない。

 

 

 

 

その自然に合わせる行為が、

謙虚さと感謝の心を育ててくれ人を柔軟にしてくれる。

だから来る日も来る日も海に行ってサーフィンをする。

 

 

呼吸を意識する事で、急ぐ事をやめ

学ばなければいけない課題をクリアできたから

突然、なくなってしまったのか?そんな風に思うようになった。

 

 

 

 

 

 

息という字は「心」の上に「自分」がある。

 

 

 

 

波のように日々変化する自分の心の波にも

上手に乗れるよう、柔軟に対応できるようになるように

今日も明日もサーフィンを続けていこう。

 

 

 

 

それが今、俺がサーフィンをする理由かな。

 

 

 



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