ブルーボトル

18,February,2011

2月12日 Byron Bay

 

~ブルーボトル~

 

 少し盛り上がり過ぎた昨日に後悔しつつ

互いにまったりとした土曜日の午前を過ごした。

午後からは波が小さいようだったのでくぅとパスに行った。

 

しかし、風が強くなり始め、カレントがきつくなっていたので

ウェットのままタロウズビーチに移動したが、波は良くなかった。

 

 

「1,2本乗って帰るか」

そんな話をして沖にパドルをしてた、その瞬間!!

右手に電撃のような激痛が走った!!!!

 

 

「痛ってぇ~!!!」

 

見ると紐が手のひらに絡まっていて、どうやら

上半身だけのウェットの紐がほつれ手に巻きついて

こすれた摩擦で痛んだようたった。

 

 

電撃が走った後はしびれつつ、火傷のように痛い。

「まあ、いいか」と思いそのまま沖にパドルすると

再び同じ箇所に、稲妻のような激痛を手に感じた。

 

 

 

「いってぇ~!!!」

ふと、見るとまた紐が点線のような青い紐が絡まっていた。

そして、次の瞬間、その紐の先を見て言葉を失った。

 

 

 

 

なんと透明な浮き袋がついた宇宙人のような物体が

俺の右手に巻きついてるではないか!!!

 

 blue_bottle_jellyfish_P8010056

「クッ、クラゲだ!!!!」

 

初めてクラゲに刺された。それがクラゲと認識できて

痛みの正体がはっきりした。北海道じゃこんなの見たことなかったからさ。

 

 

「まあ、いいか」と忘れようとパドルを開始した、次の瞬間!!

 

 

今度は顔に紐がまきついて、顔に激痛が走った。

慌てて、顔についてる紐を取り除くと、さすがに

あっちこっちしびれてきたので、海から上がることにした。

 

 

「俺、クラゲに刺されたみたい」とくぅに言うと

なんと彼女も海から上がり際に、ひざを刺されてた。

よくよく見てみると砂浜には青いクラゲが、大量に打ち上げられていた。

 

速攻で駐車場に戻り、ローカルサーファーを見つけて

「海で青いなんかに刺されたんだけど、どうしたらいい?」

と聞くと「冷たい水か、氷で冷やせば大丈夫だよ」と教えてくれた。

 

 

帰ってネットで「青いクラゲ 刺された」で検索。

どうやらカツオノエボシという名前のクラゲだった。

※ちなみにクラゲは英語でジェリーフィッシュ。ローカルはブルーボトルと言っていた。

 

 

 

慌てて調べると「酢をかけるといい」と書いてあったので

速攻で手に酢をかけると痛みが和らいだ。

 

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ひ 「くぅ~!!酢いいよ。効き目バッチリ」

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しかし、よくよく詳しく調べると、カツオノエボシの対処の仕方で

絶対やってはいけない事に「酢をかける」と書いてあった。

どうやら酢が刺激になってより悪化するらしい(※他のクラゲには有効)

 

 

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ひ 「・・・。だって。」

く  「でも、痛みとれたんでしょ? 笑」

ひ 「んん。そんな気がしたんだけど。。」

く 「単純な人だね 笑」

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その後、氷で冷やすと一時間くらいで痛みは治まった。

ひどい場合だと呼吸困難や命の危険もあるみたい。

 

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注意点

砂浜に打ち上げられてないか確認する。

水温が上がるとオンショアで沖から流されてくる。

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別名「電気クラゲ」気をつけましょう。



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