因縁のサーフスポット
２月９日 Byron Bay
朝タロウズ→パス→ブロークン入水。ウェット暑かったし、肩疲れる。。
当て込んで当てん込んでグレードサーフ！
夕方ブロークンで乗りまくる
残りの日々はサーフを中心に
２月１０日 Byron Bay
朝６時。デッキパッドとウェットを買いご機嫌サーフをした昨日に続き
少し肌寒い中、ボードを車に乗せブロークンヘッドに向かう。
海に入ると波は３フィートセットで５フィート以上あったかな？
でかいし、掘れ掘れで中にはバレルもあった。しかし、一本も乗れぬまま時間が過ぎていく。。
「どうやって攻めるべきか。。」と考えながら波待ちしていると
ふと、ボードのレールに「ザラっ」とした感触があった。
板をひっくり返してみると。
また、やってもうたがな！！！！
どこにもぶつけてないし、下はリーフではない。
考えられるのはさっきテイクオフを失敗したときに強く足をぶつけた事くらい。
速攻で海からあがって足を見ると皮がはがれ血が出ていた。
「足をぶつけたくらいで板にひびがはいるのだろうか？」
そんな疑問を抱えつつ、恒例水曜のマーケットに行った後、
サーフショップに駆け込んでリペアキット購入。
２９ドルは痛かった。リペア屋にだすと６０ドル。これ位のリペアなら過去に経験済み。
しかし、そこであきらめず、へこまず板２回クラッシュしたパスへ向かった。
今、西風が吹いているので、タロウズやブロークンに人が散っている。
今日のパスは１，２フィートでうねりも小さい。そして日差しの強いランチタイム。
「もしや、空いてるのでは？」と期待して海に向かう。そして、予想は的中した。
バイロンに来てから約３ヶ月。
いつかパスの奥のピークから最高の波に乗ってみたかった。
しかし、いつも激込み。そして、人はクレイジー。地元の人でもラインナップには並ばない。
「いつかあの最高のセットに乗ってみたい」と遠くから眺めるだけで時間だけが過ぎていった。。。
今日は「乗る！」と決めて、板一枚分のスペースのポイントブレイクに陣取った。
例外なく必ず岩に近いところから割れていくのは知っていた。そこのポジションを取れれば波に乗れるはず。
幸い先頭のラインナップには７，８人。波待ちしてると板同士がぶつかるその狭いスペースで
「今日は遠慮しない！」そう決めて、一番奥から気合のテイクオフ。
パスの波最高～～～だね。さすがワールドクラス。
突然、ぼこっと波が掘れ上がりスピーディーなテイクオフ。
ボトムターンをすればバックサイドの右側の波が、次から次へとめくれあがってくる。
今までだと、いつも手前で奥のラインナップから乗れなかった奴の
「おこぼれ」で波乗りしてたけど、今日は足元に以前の俺のようなサーファーが見える。
「いつかあの波に乗りたい！」その波に俺は今、乗っている。
当て込んでも、当て込んでもスピードは衰えることなく１キロ近く乗ってた。
最長記録更新したよ。
その後、謙虚に攻めて何度も、何度も最高の波に乗りまくった。
この波乗っちゃうとタロウズもブロークンもぼやけて見える。
今まで怖くて避けていた最高のエリアで、今日俺は乗るローテーションに入ってる。
日本人はなめられやすく、ガンガン前ノリされるという話を良く聞く。
今日は俺が乗ると他の奴が引く。「この人は乗る人」そのポジションを得た。
２度も板クラッシュして、文句いわれ、顔から砂に突っ込み
家主ケイトにも「もう、パス行くのやめたら？」と言われたりしてた
今までの嫌な経験が全て吹っ飛ぶ最高のサーフ。
目の前でスーパーエアーやチューブライド見ながら、夢中で３時間くらい乗りまくった。
途中ローテーションから離れるとメンバーが変わっていて
フィーリングが悪くなっていたのであがる事にした。
乗りまくっているときは、ローテーションからはずれないよう
周りの人間に顔売っとかないとダメだね。
俺らの世界一周(もう一周したから二周目かな？)
旅開始までまであと１９日。毎日サーフの夢のような暮らしもあとわずか。
オーストラリアを離れれば、数ヶ月海とお別れになる。
英語もそっちのけで、朝から晩まで、海中心の生活でラストスパートを飾ろうと思ってるんだ。
今日はフラフラで体揺れてるけど、最高の達成感がある。
今もあの波の感じが足に残ってるよ。。。
いい夢みれそうだ。
気持ちいいのがビンビンに伝わってくるね～！
いやーいいねー！
そんでさ～また昨日板壊しちゃったよ 笑
韓国全て日程決まったぜぃ。チケットどうなった？