チャンスを掴む人とは?

1,February,2011

2月1日 Byron Bay

喉が痛い。。

 

 

 

朝、目覚めて窓の外を見ると椰子の木が揺れてなかった。

これが毎日起きて一番最初にする風のチェック。

風向きをネットでチェックすると、向きもよく波が良さそうだったので

久しぶりに朝サーフィンでタロウズに向かった。

 

到着したタロウズの駐車場は車が一杯で

波がいい事を期待させてくれた。車を急ぎパーキングして

木と木の間の日陰で冷えた砂道を足早にあるいて、波が見渡せるビーチに出た。

 

見上げると気持ちのいい真っ青な大きな空と

ガラス細工のようにキラキラと光った、いい波が目の前に広がった。

急ぎ駐車場に戻り、あわてて着替えて、海に入りパドルを開始した。

 

振り返ればビーチに沿って長く広がる椰子の木のライン。

周りを見れば透き通る透明な海にイルカが泳いでる。

ファンサーフな2、3フィートの形の良い波がいくつか割れていた。

 

沖に出て何本か乗った後、気付くと二つのポイントの間にいた。

左には形の良い波が割れている混雑したポイント。

右には形はそこまでよくないけど、人が少ないポイント。

 

 

 

「どっちにいこうか。。」

 

 

 

 

その時ふと思った。

 

 

 

良い波が来るところにいればどんなに混雑していても

運がよければ掴まえる事ができるかもしれない。

しかし、いい波がこないところにいれば、どんなに待ってもいい波は掴めない。

 

 

 

そういう状況をよく俺は商売で考える。

客も競争相手もがたくさんいる激戦区か、客も競争相手も少ない場所をとるか。。

数が少ない物をみんなが狙ってるってとこが似てるんだよね。

 

 

そして結果、「うまくいってる人」の側に向けてパドルを開始した。

そうすれば「どうしてうまくいくか」を学べるじゃない?

どんなに激混みだって、いつかはその最高の波に乗りたいわけだからさ。

しょぼい波20本乗るより、最高の1本の方がうまくなる。

いつまでも指くわえて眺めてたくないじゃない。

 

 

 

サーフィンの好きなところは

波=人生のチャンスと考えられるところ。俺はそう思ってるんだ。

チャンスを掴む人の極意と波を掴む人の極意は実に共通点が多い。

謙虚で自然体で感謝に満ち溢れてる人だと思うんだ。

 

 

技術的にうまいサーファーはたくさんいるだろう。

俺はケリースレーターには絶対なれないと思う。

でも、そこを目指してるわけではなく、

「感謝の心」で波を引き寄せれるサーファーになりたい。

海を通じて未熟な自分を成長させていきたい。

 そして自分の人生においても、感謝しながら最高の波に乗りたいじゃない?

 

 

そう思った瞬間、「ひろし様宛」と書かれた三角形の波が

俺に向かってやってきた。なぜか不思議と周りには誰もいなく

最高のポジションからテイクオフが決まり、

地球のエネルギーと一瞬だけひとつになることができた。

 

 

 

 

 

最近気に入ってる言葉。

 

「人を見ないで波を見ろ」

他人と比較して焦ったり、争ったっててしょうがないじゃない?

海の中でベストなサーファーは、海の中で一番楽しんでる奴だ。

 

 

人生も同じだよね。

 

 

おやすみなさい。

 



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