小さな宇宙
1月16日 Byron Bay
西風が吹いたのでブロークンへ→グチャ×2
レノックスヘッド&パスでビデオ撮影
酢豚ナイト
~小さな宇宙~
最近、寝ても覚めても頭の中はこればかり↓↓
チューブライド
MY EYES WON’T DRY1 最高のチューブとフィーリングを感じてください。/サーフィンDVD
※このビデオ超お勧めです。サーファー必見。
波は岸よりも遥か沖合いで、強い風が吹き付けることで生まれる。
そのグチャグチャのうねりが、時間が経つにつれ、徐々にまとまり
風や他の向きのうねりや、島など様々な障害を乗り越えて
より大きく形の整った波に変化し、陸に向かって進んでいく。
そして、遥か遠くから旅をしてきた波が、陸の近くの浅い海底にぶつかると、
行き場を失った波が海面に盛り上がり、重力に耐え切れなくて波が崩れてくる。
この果てしなく長い長い旅路を終える、
その「一瞬」に乗るスポーツがサーフィンなのだ。
同じ波は二度と来ない。
もし、運良くそれを掴む事ができれば
ほんの一瞬だけ地球の一部とひとつになれる。
このYUTUBEなんか見ると、やった事ない人なら
「気持ちよさそうだね~」って気軽な感じだろうけど、
この波の内部がどれだけ、凶暴で残忍な力を秘めてるわかるだろうか?
人間なんて、洗濯機の中でもみくちゃにされる綿くずのように
波のパワーに巻き込まれ、強烈な力で海底に押し付けられ
上か下かもわからなくなり、岩に打ち付けられたり、息が続かなくなったりする。
それでも、サーファーはこの危険な行為に
惹かれ続けるのはなぜだろう?
それは、そこに挑戦した人間だけが体験することができる
究極の快楽であり、究極のマニューバーだからなのだ。
この波の内部はパワースポットと呼ぶのにふさわしく、
地球を体全体で感じられる「神秘的な空間」であり、
入った人の話によると、すごく静かで波と自分だけの崇高な時間が流れるという。
出国前はまったく興味なかったっていうか、
チューブの中に入ろうとも思わなかった。
マウイで本気でサーフィンと生きていくって決めてから
この神秘的な領域が気になり始め、それに関する書籍やDVD
チューブを体験した人のリアルな話など、どんどん引き寄せられてきた。
そして、ここバイロンベイでは目の前でチューブ波や
チューブをメイクしてる人を実際に海で見かけるようになった。
もう、ここでやるしかない!!
ここを離れるまでに絶対に決めてやる!!
波が旅を終える、その最後の最後に見せてくれる
小さな宇宙を感じる聖なる領域。
一体、どんな感じなんだろう?
その時俺は何を思うんだろう?
その中を自分の目で見てみたい。