小さな宇宙

21,January,2011

1月16日 Byron Bay

西風が吹いたのでブロークンへ→グチャ×

レノックスヘッド&パスでビデオ撮影

酢豚ナイト

 

 

 

 

~小さな宇宙~

 

 

最近、寝ても覚めても頭の中はこればかり↓↓

チューブライド

MY EYES WON’T DRY1 最高のチューブとフィーリングを感じてください。/サーフィンDVD

このビデオ超お勧めです。サーファー必見。

 

 

波は岸よりも遥か沖合いで、強い風が吹き付けることで生まれる。

そのグチャグチャのうねりが、時間が経つにつれ、徐々にまとまり

風や他の向きのうねりや、島など様々な障害を乗り越えて

より大きく形の整った波に変化し、陸に向かって進んでいく。

 

 

そして、遥か遠くから旅をしてきた波が、陸の近くの浅い海底にぶつかると、

行き場を失った波が海面に盛り上がり、重力に耐え切れなくて波が崩れてくる。

 

 

 

この果てしなく長い長い旅路を終える、

その「一瞬」に乗るスポーツがサーフィンなのだ。

 

 

同じ波は二度と来ない。

もし、運良くそれを掴む事ができれば

ほんの一瞬だけ地球の一部とひとつになれる。

 

 

このYUTUBEなんか見ると、やった事ない人なら

「気持ちよさそうだね~」って気軽な感じだろうけど、

この波の内部がどれだけ、凶暴で残忍な力を秘めてるわかるだろうか?

 

 

人間なんて、洗濯機の中でもみくちゃにされる綿くずのように

波のパワーに巻き込まれ、強烈な力で海底に押し付けられ

上か下かもわからなくなり、岩に打ち付けられたり、息が続かなくなったりする。

 

 

 

それでも、サーファーはこの危険な行為に

惹かれ続けるのはなぜだろう?

 

 

それは、そこに挑戦した人間だけが体験することができる

究極の快楽であり、究極のマニューバーだからなのだ。

 

 

この波の内部はパワースポットと呼ぶのにふさわしく、

 

地球を体全体で感じられる「神秘的な空間」であり、

入った人の話によると、すごく静かで波と自分だけの崇高な時間が流れるという。

 

 

 

出国前はまったく興味なかったっていうか、

チューブの中に入ろうとも思わなかった。

 

 

マウイで本気でサーフィンと生きていくって決めてから

この神秘的な領域が気になり始め、それに関する書籍やDVD

チューブを体験した人のリアルな話など、どんどん引き寄せられてきた。

そして、ここバイロンベイでは目の前でチューブ波や

チューブをメイクしてる人を実際に海で見かけるようになった。

 

 

 

もう、ここでやるしかない!!

ここを離れるまでに絶対に決めてやる!!

 

 

波が旅を終える、その最後の最後に見せてくれる

小さな宇宙を感じる聖なる領域。

 

 

 

一体、どんな感じなんだろう?

その時俺は何を思うんだろう?

 

 

その中を自分の目で見てみたい。 

 



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