ついにクラウドブレイクへ

10,November,2010

10月22日 Mana Lagoon Backpackers

ナンディーからサーフトリップ

 

 

AM7:15分迎えの車を待つ。待てども待てども来ない 笑

まあ、いつものパターンか。これを現地ではフィジータイムと言う。

遅れること30分迎えが到着。しかし不可解なことが。。

車はなぜか海ではなく山に向かい、どんどん海から離れていく。。。

 

サーフィン→海 ○ 

サーフィン→山 ×

  

車中はニュージーランドのおっさんが4人。

カルフォルニアからのおっさんが1人。

「おっさんのサーフトリップかい!!」

 

 

と、ひとり突っ込みを心の中で入れるも、車は山へ山へ。。

「トラブルだ」と言い、しきりに誰かに電話するドライバー。

どうやらボートのキャプテンが住む、山に迎えに来てるらしいんだけど、

「バスに乗り損ねたと」か全然合流できないまま時間は一時間以上たつ。

 

 

「行かないなら行かないでいいや」

サーフィンは潮周りとか、風が大切だから行けば良いってものでもない。

今日はワールドクラスの波「クラウドブレイク」に行く。

狙いはクラウドブレイクの隣にある「ミニクラウドブレイク」

本家はでかすぎて入れないので、1サイズ小さいこちらを狙う。

 

 

ところで「このメンバーみんな同じ場所に入るんだろうか?」

そんな懸念があったので、とりあえず聞いてみることにした。。

 

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ひ   「俺、ミニクラウド今日行きたいんだけど」

ガイド 「ミニ良くないよ。シャローなリーフだし、浅いから」

ひ   「じゃあどこ行くの?」

ガイド 「クラウドブレイクだよ」

ひ   「?!無理無理無理。でかすぎて入れないよ」

ガイド 「大丈夫。大丈夫。サイズ下がってきるから問題ないよ」

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※ ↑俺の頭の中のクラウドブレイクイメージ図

 

 

ボートは、いすとヘリが同じ高さので掴むところがない。

いつ体が落ちてもおかしくない不安定なボートは

ジョーバのようにバンバン飛び跳ねながら、高速でポイントに向かった。

PA220009 

 そして、タバルア島を越えると、超一級のブレイクが見えてきた。

「あれがクラウドブレイクか。。。」

 

 

 

海の真ん中に突然現れる波。

「誰がこんなところで最初にサーフィンしたんだろう?」

 ※ ↑カメラワーク下手で申し訳ない!

 

いきなり浅瀬があらわれてるのか、海の真ん中にやぐらが立っている。

 

 

ここで写真撮ったり、撮影したりするのだろうか。。

とりあえずキャプテンに「何時間くらいできるの?」と聞くと

「疲れたら戻ってきて」ってそんなノリだった。

 

 

 

AM10:30。次々と海に飛び込む中、最後に行こうと決め、

全員がボートから出て行った後、入念に日焼け止めを体中に塗った。

たまたま曇りだったから助かったけど、強い日差しだったら耐えれなかった。

フィジー・ニュージーランド・オーストラリアって紫外線強烈だからね。

ボードケースから板を出し、ワックスを塗り、リーシュを足に結びつける。

ボートキャプテンに「何が危険?」「どうやって乗る?」「リーフブーツいる?」

と注意点をしっかりと聞き、板を投げ出し、海にダイブ!!!!!

 

 

まあ、でかさで言えば、この前のナモツのほうがでかい。

チューブの波でもなく、頭半位かな、、、

「あれ?意外と。。この波。。」

とりあえずどんなもんだか,テイクオフしてみることにした。

 

 

思ったほどハードではない。

これなら大丈夫だろうとガンガンいってみた。

張ったショルダーをアプッスンで走り抜ける。

 

 

「俺、クラウドブレイク乗った!!」

昨日、多少緊張して眠れなかったから、いい感じの達成感がある。

感じがつかめてきたので、立て続けに良い感じの波を乗った。 

 

 

なんて思ってると、テイクオフし損ねてボードを引いたのに

波に引きずりこまれてて3m位の高さから思いっきり海面に叩きつけられた。

そして次の瞬間、水深4、5mもあるのに、水の中で何回転かして

一気に海底のリーフまで叩きつけられ、足を思いっきり強打した。

更に、過去最高に沈まされたので、明るく見える海面まで

水を飲みながら必死にもがき続けた。。

ようやく海面に出れたと思い、苦しさのあまりに息を吸い込んだら、

その上に波がかぶさってきて、さらに海水を飲み込んだ。

 

 

これ危ないよね。結構ヤバイと思ったもの。

苦しさ限界でようやく海面にでる。。。

 

 

「。。。やばかったな。。」

 

 

足は軽く捻挫気味。水深あるから、リーフブーツははかない予定だった。

あの時、キャプテンに聞かなければ、今頃足の裏はズタズタだったろう。。。

 

「これくらいの波だとこれくらいの衝撃か・・」

「キツイけど大事にはいたらないかもな。。」

 

 

ちょっとでもナメると自然はこういう仕打ちをする。

いや、ナメてたわけじゃない。ちょっとした油断なのかな。。。

とにかく、がっちりと打ち砕かれた。

 

 

いつもだとここで気持ちが折れるんだけど、

「ここで行かねば!!」と気持ちを奮い立たせて突撃した。

しかし、それから風も強く、波も良くなくて全く乗れなくなった。

気づくと3時間くらいやるのかと思えば、みんなボートに戻ってる。

時計を見ると2時間経過。待たせるのも気まずいので戻ることにした。。

 

しかし、フィジーでこんなにサーフィンできると思わなかった。

しかも、クラウドブレイクなんて入れると思わなかった。。。

こんな超一流の波に乗れるなんて、世界一周サーファー冥利に尽きるよね。

 

「折角だから良い波乗ってきたほうがいいよ」

「お金はとってあるから行っておいで」※会計は彼女の担当になりました。

 

そう、くうが言ってくれたので波乗り生活ができた。

次は彼女がヨガまくれるよう応援しよう。NZには良い先生がいるらしいし。

二人で互いに好きなことを徹底的にサポートできる旅なんて、楽しいよね。

 

 

いい奥さんもらってよかったな~。

プロポーズした自分を褒めてあげたいね。

結婚はいいもんだ。

 



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