やった。。やった!!
10月20日 Mana Lagoon Backpackers
再びナモツレフト
滑走路をはしりましょう
サンセットビーチ
トリップ待ち合わせAM5:30。
誰もこない。またかい!! 笑
紹介してくれたスタッフもまだいなく、
とりあえず船を待つ。するとスタッフ登場。
「えっ!?まだ来てない?」
と急いで呼びに行ってくれると、ボートマンが15分程遅れて登場。
そして、スタッフも心配してボートに乗り込んでくれて3人で出発!!
ナモツレフトに到着すると、前よりも波がデカイ!!
セット頭半~ダブル位。メローながらもショルダーも張ってる。
到着時刻は6:30位。人数は7,8人。
日焼け止めを塗り、ワセリンを塗り、ボードにワックスを塗って
ぬるいと想定内の海ダイブ。とりあえずセットに乗る。
頭ちょいのショルダーの張ったいい波にロングライドを決め込む。
前回で感じを掴んでいるので今日はガンガン乗るぜ!!!
と、思ったが、、
気づくと、でかめのセットのピークが目の前に。。。
ドルフィンするも強烈な波で後ろに吹っ飛ばされ
板を持ったまま、グルングルン巻かれる。
その一発を食らうと、残り2,3発を食らう。
瞬く間に100m位戻され、ハードなパドルでポイントに戻る。
「謙虚にいかなければダメだな」
と、思いショルダー側で待機すれば乗れず、
少しピーク側によると、ガンガン食らって吹っ飛ばされる。
その瞬間、板が鼻に当たり、痛みとともに鼻血がでたような気がした。
「鼻折れたかな?」と思ったら、鼻水だったので安心した 笑
前回は何も考えてなかったから逆にガンガン乗れたのかも。
今回は前よりもサイズあるし、慎重に慎重にサーフしてる。
ドルフィンも目を開けてすれば、どういう衝撃がくるのかがわかってきた。
そんな感じで「恐怖」を刷り込まれてしまった。
サーフィンは乗れればガンガンいけるけど、
恐怖が刷り込まれるとリズムが狂う。
最初の一本から乗れないまま、
背中に強い日差しを感じつつ時間だけがたつ、、、
そうこうしてるうちに約束の10分前。
いまだに一本しか乗れてない。
焦れば焦るほどテイクオフできない。
目の前では他のサーファーがガンガン乗っている。
残り時間5分。
いい波がきた。全力でパドルするも乗れず。
「もう、だめだな。あきらめよう。また、来た時に。。」
そう、あきらめそうになった時にもう一人の自分が叫んだ。
「お前、こんな滅多にこれないところでサーフィンしてるのに
何ビビッテんのよ?男なら真ん中行って、ドカンと派手に散って来い!」
「そうだな。その通りだ。よし、やってやる!!!」
注※二重人格ではありません。
終了のホイッスルが鳴るちょうど2時間後。セットが入ってきた。
「行く!」
と決めて全力でパドル。おおきなうねりがテールを持ち上げはじめる。。
気づくとサーフボードが綺麗な弧を描いてた。
ボトムターン、トップターン、カットバック、リッピング、、
まだ乗れる、まだ乗れる、まだ乗れる。
とにかく乗れるのなんのって、過去最高のロングライド!!
乗り心地も最高。波とひとつになって100m以上乗った。
波が終わる最後まで乗り、ローラーコースターでフィニッシュ!!
足がつくほど浅いところまで乗り切った。
一時間以上も乗れなかった。。。
長距離パドルの繰り返しに、セットで何度も吹っ飛ばされた。。。
何度も気持ちが折れそうだっただけに、乗り終わった瞬間口をついて出た言葉。
「やった。。。 やった!!」
パドルでボートに帰りながら、過去最高のライドを思い出し
この言葉が10回位口からあふれ出た。
最後の最後の一本で、過去最高の波に乗る。
恐怖に打ち勝った自分。最後まで狙い続けたことや
決めて波を取りに行ったことなど、
二時間やって2本と少ない本数だったけど、
この2本は20本以上の価値のあるライドだった。
朝からビール飲みながら体が覚えてる波を感じる。
フィジー最高!!
http://www.youtube.com/watch?v=Zc-XpcfW_XM←参考V