心の目~第三の目~
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8月4日 Hotel Puri Tanah Lot
心の目~第三の目~
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レイキのパワーを最大限に使えるようになる最後のステップ3rdディグリー。
昨日の不思議な旅を思い出しつつ、やわらかい椅子に腰をおろし再び目を閉じた…。
1回目のアチューンメントはGランドでサーフィンをしたり思考がまとまらなかった。
2回目のアチューメントの時に瞼を閉じた暗闇の中で悟りに近いようなものを感じた。
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「見えてるものは、見えてない。見えてないものは見えている」
「今」という瞬間を人間が見ている時、脳に伝達し認識する間に厳密にいうと
その時間差で「今」と認識しているものは本当は「過去」のものなのだ。
それだけではなく人は見た目に騙されたり、錯覚があったり目に見えるものは
本当の意味で正しく見えてないことが多いのではないだろうか?
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しかし、瞼の奥の暗闇では物事の本質が見えた。それを真理と呼んでもいいと思う。
体験をした人にしかわからないんだろうけど、なぜか疑いようがなくそれを確信できる。
盲目の人は見た目に流されず物事の本質を捉えてるのかも知れないと思った。
たくさんの偉大な人達が瞑想から悟りを開くのは、目に映るものよりも心の目を開き
考えすぎる事をやめ、答えを外に探す事をやめ、自分の内側の声を聞くからなんだと思う。
真理はいつも自分の中にある。真理=自分=宇宙なんだろうね。
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そして3回目のアチューンメント。ある瞬間、暗闇と一体化した。その時確信した。
「ああ、これが宇宙なんだ。宇宙ってこんな感じなんだ」
静寂で広大な暗い世界。悲しさや楽しさといった感情はなく、自分という存在はなくなり、
全てのものを生み出しているエネルギーの源と一体化して宇宙そのものになった。
レイキは宇宙のエネルギー。それが体の中に入った事を意味するんだろう。
仏教の教えに「空」(クウ)という考え方がある。
「そこにあるものはなく、そこにないものはある」それに近いものを感じた。
無事全てのアチューンメントを終え、もっとも力の強いシンボルとマントラを与えられた。
今回はたくさんの学びがあった。この旅のベストストーリーの一つになったと思う。
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レイキマスターの藤田先生から色々話しを聞かせてもらった中で一番印象に残ったのが
「他人との距離のとりかた」についてだった。レイキという技術を覚えると
自分が知る全ての人を癒してあげたいと思う。2ndの時点で遠く離れた人や
過去や未来にもレイキのエネルギーを送ることができるようになっている。
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でも、「人は学ばなければいけないことがある」他者からみて苦しそうに見えても、
その人が生まれてきて成長する為の試練を、他人がうかつに手を下すべきではない。
レイキのエネルギーを送ろうとした時、何か違うなと感じればその人にとって学びの時。
逆に考えずとも、そのエネルギーを必要な人が必ず目の前に現れると言う。
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映画「Ray」の中での1シーンを思い出した。子供が転ぶ前に助けてあげるべきなのか?
転んで傷ついた時、自ら立ち上がるのを、痛みを分かち合いながら信じて待つべきなのか?
必要のないアドバイスやジャッジメントで他者と関わりすぎている事はないだろうか?
親、子供、友達、夫婦、同僚…。人に過剰に関わりすぎると言う事は
結果的に自分のバランスを崩す事になる。人助けは自分が困ってはいけない。
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「まず、自分のバランスを整える」
「体」、「心」、「魂」この三つのバランスを保ち、自分という芯をしっかりと持つ。
自分にできる事を人にしてあげる。それがレイキなんだって教えてもらいました。
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論理的かつ素晴らしい人格者の先生は関西人でおもしろい側面もあるっていうので
これからの旅でのレイキ体験の話しをいつかシェアできたら嬉しいなって思います。
何回も生まれる人生の中で日本人同士が神の島バリで会う。意味があったんんだろうな…。
藤田先生。まずは自分をしっかり癒しながら二人で地球を旅してきます。
いつか再会できる日を楽しみにしていますね。お会いできて光栄です。
ありがとうございました。
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